現代自動車(Hyundai)傘下の自動車メーカー起亜自動車(Kia)が、Appleから4兆ウォン(約377億円)もの投資を受けた、と地元メディアが伝えています。
2024年にもApple Carの導入が実現か
Appleは、米ジョージア州にあるKiaの自動車工場において、新たな生産ラインを立ち上げようとしている、と韓国メディアDongA Ilboが報じています。
同メディアによれば、AppleとKiaは2月17日にも提携契約を締結する見通しで、2024年のApple Car導入を目指しており、年間10万台を生産台数目標としているとのことです。
Hyundaiは交渉から降りた?
Kiaの親会社であるHyundaiは、自動運転車開発でのAppleとの提携が噂されていましたが、サプライヤーとしてApple製品の生産を請け負った場合、Hyundaiのプレミアムなイメージが損なわれる可能性があるとして、Appleにどのように協力すべきか社内で意見が分かれていました。
Hyundaiは、傘下のKiaのほうがAppleのパートナーに向いているとの提案を行っていましたが、今回の報道で実際にその方向へと進んでいることが明らかになりました。
TF Securitiesのアナリスト、ミンチー・クオ氏は、Apple CarはHyundaiの電気自動車(EV)用プラットフォーム、E-GMPをベースに開発される可能性を示唆しており、Hyundaiが部品設計・生産を主導し、Kiaが米国での生産を担うという線も考えられそうです。
Source:DongA Ilbo via Bloomberg
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-345193/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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