Apple TV+で注目の2作品、「大人のための映画賞」にノミネート

apple tv+ ソフィア・コッポラ オン・ザ・ロック
 
米国最大の非営利団体(NPO)である全米退職者協会(American Association of Retired Persons:AARP)が主催する映画賞のノミネート作品が発表され、Apple TV+の配信作品が複数リスト入りしました。今年の賞レースでは、映画「オン・ザ・ロック」、ドラマ「テッド・ラッソ」がApple TV+の代表作となりそうです。

ゴールデングローブ賞でも存在感

AARPが2002年から毎年発表している「大人のための映画賞(Movies for Grownups Awards)」は、すべての賞が50歳以上を対象として授与されますが、基本的にはその年の話題作がノミネートされる傾向にあります。
 
Apple TV+での配信作品では今年、最優秀世代間映画賞にソフィア・コッポラ監督でビル・マーレイ主演の「オン・ザ・ロック」、最優秀助演賞に同作品のビル・マーレイ、最優秀ドラマに「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」がノミネートされました。授賞式は3月28日午後8時(現地時間)に、米公共放送PBSで配信されます。
 


 
また、アカデミー賞と並んで権威のあるゴールデングローブ賞でも、今年はビル・マーレイと「テッド・ラッソ」がそれぞれ助演男優賞と作品賞(テレビドラマ部門)にノミネートされています。

質を重視しているApple TV+

Apple TV+はサービス開始以来、いわゆる“賞レース”に強いこだわりを見せてきました。
 
Netflixがゴールデングローブ賞で映画テレビ両部門合わせて計42ノミネートを達成するなど、動画ストリーミングサービスが猖獗(しょうけつ)を極めるなか、Appleが前年の「ザ・モーニングショー」に続き今年も話題作を送り込めたことは、“量よりも質”の重視が花開いた結果だと言えるでしょう。
 
なおソフィア・コッポラに続き、今後はマーティン・スコセッシリドリー・スコットといった大物監督の作品もApple TV+で配信される予定です。
 
 
Source:AARP via AppleInsider
(kihachi)


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