音声SNSサービス「Clubhouse」の認知度が、1月末から2月初めにかけてのわずか1週間で2.7倍と急上昇していることが、LINEリサーチの実施した調査で分かりました。
前回調査から1週間、Clubhouseの認知・利用意向に変化は?
LINEリサーチは、音声SNSサービス「Clubhouse」の認知度・利用意向を、1月末に実施した前回調査に続き、2月6日〜7日に実施し、その結果を公表しました。
第2回調査の対象は、第1回調査の回答者を除く、日本全国の15歳〜59歳の男女で、人口比で性年代を割り付けた1,053件を有効回答数としています。
Clubhouseの認知率、19%から52%に急上昇
Clubhouseについて、「知っていて、使っている」「知っていて、登録して招待待ち」「知っているが登録していない」を合計した認知率は、前回調査の19%から今回の調査では52%と、わずか1週間で2.7倍に急増しています。
年代別でみると、認知率が最も高いのは10代の66%で、前回トップだった20代を上回っています。
前回調査との変化では、10代で26%→66%、20代で34%→64%のほか、40代でも11%→50%と、各年代で大きく伸びています。
利用率は10代〜20代での伸びが目立つ
Clubhouseについて「知っていて、使っている」「知っていて、登録して招待待ち」を合計した利用率は、全体では4%と、前回の2%から2ポイント伸びています。
年代別の利用率は、10代が2%→8%、20代が3%→8%と、他の年代よりも伸びが目立ちます。
利用意向は22%→25%と微増
Clubhouseの利用意向は、「ぜひ使ってみたい」「機会があれば使ってみたい」を合計した利用意向者は全体で25%で、前回の22%から3ポイント伸びています。
「あまり使ってみたいと思わない」「全く使ってみたいと思わない」を合計した日利用意向者は54%で、前回と同じ割合となりました。
利用意向を年代別に前回と比較すると、全ての年代で利用意向が上昇しており、とくに10代で39%と、前回の32%からさらに利用意向が最も高くなっています。また、若年層ほど利用意向が高い傾向がみられます。
中国では政府当局による規制で利用不可に
Clubhouseの利用には、参加者からの招待が必要で、アプリがiOS版しか公開されていないという制約があります。
1月末頃から、著名人が利用を開始したことが各種ニュースで取り上げられるなどした結果、認知率が大幅に上がったと考えられます。
Clubhouseは中国では政府による検閲を回避できるとして人気を集めていましたが、政府による規制の対象となったとみられ、現在は利用できなくなっています。
また、「Clubhouse」ならぬ、家にカニが集まる「Crabhouse」というジョークアプリも登場しています。
Source:LINEリサーチ
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-346316/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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