2020年に半導体チップに最も多くの額を費やした企業はApple~Gartner

AppleのA14の画像
 
スマートフォンをはじめ、あらゆる電子機器に欠かせない半導体チップですが、2020年に半導体チップに最も多くの額を費やしたのはAppleだったそうです。一方、最も半導体に費やす額の伸びが大きかったのはXiaomiだったとのことです。

2019年に続いて首位となったApple

調査会社のGartnerによると、2020年に半導体チップに最も多くの額を費やした企業はAppleでした。
 
2020年の半導体チップ購入企業ランキングの画像
 
そのシェアは11.9%で、前年に続いて首位となっています。Appleは、AirPodsの成功や在宅ワークによるMacやiPadの特需などにより、2020年も大量の半導体チップを購入したとされています。
 
2位はSamsungでシェアは8.1%、3位はHuaweiで4.2%でした。AppleとSamsungが前年比で20%以上の成長となったのに対し、Huaweiは米国による制裁の影響で23.5%減と大きく購入額を減らしました
 
2020年のトップ10の顔ぶれは、ランキングも含めて2019年から変化していませんが、トップ10が全体に占める割合は前年の40.9%から42%に増加しています。

もっとも購入額が伸びたのはXiaomi

2020年に半導体チップの購入額がもっとも伸びたのはXiaomiで26%増でした。
 
Xiaomiのスマートフォン事業は、新型コロナウイルスの影響を受けている間もオンラインを中心とした販売モデルを採用していたため、影響を最小限に抑えることができたとのことです。
 
また、Huaweiが制裁に苦しむなか、Xiaomiがその分のシェアを獲得したともいわれています。

 
 
Source:Gartner via PhoneArena
(ハウザー)


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