折りたたみiPhone用ディスプレイは、SamsungではなくLGが開発中

iPhone fold 9tech
 
Appleが開発中と噂の折りたたみiPhone用のディスプレイは、これまで噂されていたSamsung DisplayではなくLG Displayが開発中だと、韓国メディアET Newsが報じています。

2020年秋頃より既に開発中

2023年以降の発売とも噂される折りたたみiPhone用のディスプレイは、サンプル品を提供したSamsung Displayが供給するとみられていました。
 
しかし、ET Newsが業界関係者から入手した情報によれば、Appleは折りたたみiPhone用ディスプレイの開発をLG Displayに委託済みで、2020年秋頃から開発を開始、現在のところ順調に進んでいるとのことです。

Samsungとは異なるガラス処理採用か

LG Displayが開発中の折りたたみiPhone用ディスプレイは、Appleが取得済みの特許に基づいて開発されており、競合他社の折りたたみディスプレイとは異なるものになるようです。
 
Samsungが自社の折りたたみスマートフォンに採用しているディスプレイには、厚さが約30マイクロメートルの超薄型ガラス(UTG:Ultra Thin Display)や、透明なポリイミド(PI:Polyimide)が使われています。
 
対して、LG Displayが開発している折りたたみiPhone用ディスプレイは、折りたたまれる部分をエッチング処理して薄くし、柔軟性を持たせているとET Newsは説明しています。このディスプレイは、早ければ2021年6月にも試作品の生産に移行するようです。
 
 
Source:ET News
Photo:9TechEleven(@9techeleven)/Twitter
(FT729)


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