GmailのiOSアプリがアップデート、ウィジェットとプライバシーの成分表示が追加

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Googleは現地時間の2月22日、GmailiOSアプリを数カ月ぶりにアップデートし、ホーム画面のウィジェットを追加し、プライバシーの成分表示もApp Storeで掲載し始めた、と伝えられています。

プライバシーラベル掲載の義務化がアップデート遅延の原因か

Googleが展開するiOSアプリの中でも最も重要ともいわれるGmailが約3カ月間もアップデートされなかった理由として、Appleが新たに導入したプライバシーラベル掲載の義務化が挙げられるというのが米メディアAppleInsiderの見方です。
 
Appleの新プライバシー機能「App Tracking Transparency」は、新バージョンのiOS14、iPadOS14、tvOS14で、アプリやWebサイトがユーザーを追跡する際にユーザーの許可が必要になるというものです。
 
実際にGmailのiOSアプリのアップデート後に加えられたプライバシー成分表示を見てみると、以下のとおり記載されています。
 
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プライバシーラベルは賛否両論

Appleが導入したプライバシーラベルの掲載義務化に関して、Facebookなどのユーザーデータを主な収益源とするテック企業からは大きな反発の声が上がっています。
 
Appleはアプリのトラッキング申告を使って、サードパーティー企業の広告力を低減させ、自社をiOSプラットフォームの筆頭広告サプライヤーとするねらいがあるのではないかという意見も一部囁かれており、Apple公式アプリもプライバシーラベルの掲載を義務化されるべきとの指摘もあります。
 
 
Source:Apple via AppleInsider
(lexi)


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