折りたたみGalaxyシリーズ、2020年の出荷台数は目標の半分にとどまる?

Galaxy Z Fold and Flip
 
韓国メディアThe Elecによれば、Samsung折りたたみGalaxyシリーズの2020年の出荷台数は目標の半分にとどまったようです。

関連サプライヤーも収益減少

Samsungは、Galaxy Z Fold2とGalaxy Z Flipをあわせ、2020年は450万台〜500万台の出荷を目標にしていたようですが、最終的に250万台の出荷台数にとどまったようです。
 
これらの出荷台数減少をうけ、Samsung Displayに、超薄型ガラス(UTG:Ultra Thin Glass) 用ラミネーターを供給するLeading Edge Technology(LET)の収益も2019年実績を下回ったとのことです。

折りたたみスマートフォンの本格普及はまだ?

LTEは有機EL(OLED)ディスプレイパネルに指紋認証機能を搭載する際に使用される、指紋認証機能付きディスプレイ(FoD:Fingerprint on Display)用センサーも供給、Galaxy S20シリーズの独占サプライヤーとなっていますが、こちらについても想定を下回る出荷台数だったようです。
 
現在、FoD用センサーはディスプレイの一部にのみ搭載されているようですが、今後はディスプレイ全面に貼り付けるタイプのものを、LTEは開発しているようです。
 
折りたたみiPhoneや、折りたたみGoogle Pixelの開発が噂されていますが、折りたたみスマートフォンの市場が急速に立ち上がっているわけではないようです。
 
 
Source:The Elec
Photo:Pickr
(FT729)


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