Anker Japanが2021年1月26日に発売したモバイルバッテリー搭載USB充電器、「Anker PowerCore Fusion 10000」を自費購入しました。愛用している、他のAnker製モバイルバッテリー搭載USB充電器と比較してみました。
Anker PowerCore Fusion 10000について
Anker Japanが2020年11月に実施した、「モバイルバッテリー&充電器買い替えキャンペーン」で獲得した1,000円分のポイントを利用し、公式オンラインストアにて「Anker PowerCore Fusion 10000」を購入しました。
Anker Japanは2019年に、「Anker PowerCore Fusion 10000」の発売を予告しましたが、国内導入を取りやめ、中国のみでの展開としていました。
筆者は同製品の発売中止後、「Anker PowerCore Ⅲ Fusion 5000」と、「Anker PowerCore Fusion Power Delivery」を購入し、愛用しています。
パッケージと同梱品
「Anker PowerCore Fusion 10000」の同梱品は、USB-A & USB-C ケーブル、トラベルポーチ、取扱説明書です。
スペック
「Anker PowerCore Fusion 10000」は、USB-Cポート単体充電時に20ワット、2ポート同時充電時に15ワット出力が可能です。
本製品のUSB-Cポートは、「5V=3A」「9V=2.22A」出力に、USB-Aポートは、「5V=2.4A」出力に対応します。
本体サイズは縦82ミリ x 横82ミリ x 厚さ35ミリ、重量は約278グラムです。
他のAnker製モバイルバッテリー搭載USB充電器と比較 その1
「Anker PowerCore Fusion 10000」を、「Anker PowerCore Fusion 5000」「Anker PowerCore Ⅲ Fusion 5000」「Anker PowerCore Fusion Power Delivery」と並べてみました。
外装はつや消し仕上げで、「Anker PowerCore Fusion 5000」に近いものです。
4製品の本体サイズは、下記の通りです。
製品名 | Anker PowerCore Fusion 10000 |
Anker PowerCore Fusion 5000 |
Anker PowerCore Ⅲ Fusion 5000 |
Anker PowerCore Fusion Power Delivery |
---|---|---|---|---|
縦幅 | 82ミリ | 72ミリ | 78ミリ | 85.5ミリ |
横幅 | 82ミリ | 70ミリ | 71.5ミリ | 81.5ミリ |
厚さ | 35ミリ | 31ミリ | 30ミリ | 31.5ミリ |
重さ | 約278グラム | 約189グラム | 約176グラム | 249グラム |
他のAnker製モバイルバッテリー搭載USB充電器と比較 その2
「Anker PowerCore Fusion 5000」を除く3製品を重ねてみると、バッテリー容量が約半分の5,000mAhである、「Anker PowerCore Fusion Power Delivery」の大きさが目立ちます。
他のAnker製モバイルバッテリー搭載USB充電器と比較 その3
重量は「Anker PowerCore Fusion 10000」よりも約30グラム軽いとはいえ、大きさの割にバッテリー容量が小さいことから、最近は「Anker PowerCore Fusion Power Delivery」を持ち歩かず、「Anker PowerCore Ⅲ Fusion 5000」をメインに使用していました。
収納ケースについて
サードパーティーの収納ケースは、「Anker PowerCore Fusion Power Delivery」で使っていたものに、Anker製ケーブルと共にそのまま収納可能です。
筆者が愛用しているのは、内部寸法が横幅108ミリ x 縦幅85ミリ x 厚さ35ミリのものです。
バッテリーインジケーター
「Anker PowerCore Fusion 10000」のバッテリーインジケーターは、8つの白色LEDで充電状態を表示します。
バッテリーが100%充電された状態では、上記画像右側のように、インジケーターボタンを押すと8つの白色LEDが点灯します。
まとめ
Anker Japanは、「Anker PowerCore Fusion 10000」を使用し、iPhone12を2回以上フル充電できると案内しています。
現在筆者がメインで使っている「Anker PowerCore Ⅲ Fusion 5000」のバッテリー容量は4,850mAh、対して「Anker PowerCore Fusion 10000」のバッテリー容量は9,700mAhです。
iPhoneのみを持ち歩く場合は「Anker PowerCore Ⅲ Fusion 5000」で容量不足を感じることはありませんが、11インチiPad Proを充電しようとする際は容量不足を感じていました。
現在は、「iPhoneとAnker PowerCore Ⅲ Fusion 5000」「11インチiPad ProとAnker PowerCore Fusion 10000」の組み合わせで使用しています。
「Anker PowerCore Fusion 10000」はもともと2019年に発売予定の製品だったからか、外装などの仕上げや質感は2020年発売の「Anker PowerCore Ⅲ Fusion 5000」の方が優れているように感じます。
ただし、バッテリー容量が約2倍にも関わらず重量差はそれ以下であること、公式ストアでの販売価格も「Anker PowerCore Ⅲ Fusion 5000」の税込3,590円に対して税込4,790円と買いやすい価格であることなどから、組み合わせるデバイスや、求めるバッテリー容量にあわせて選択して後悔のない、良い製品と評価しています。
Source:Anker PowerCore Fusion 10000/Anker Japan
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-350027/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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