自衛隊の持つ車両は、究極の特殊車両であり、一般車両が持ち得ない独特の機能美があります。陸上自衛隊の「16式機動戦闘車(ひとろくしき きどうせんとうしゃ)」は2016年に制式化された最新鋭の装輪装甲車。いわゆる戦車とは異なり履帯(クローラー、キャタピラ)ではなくタイヤ式の戦闘車両になります。略称は16MCV。機動戦闘車を略して“キドセン”と呼ばれることもある、人気の車両です。
ヒコセブンの「1/43 陸上自衛隊 16式機動戦闘車」(2万円/税別)は、主砲の105mmライフル砲をはじめ、16MCVを1/43スケールで可能な限り再現したレジン製のモデルカーで、現在予約受付中です。
16式機動戦闘車の魅力は、攻撃力と機動性を併せ持っているところにあります。一般的に装輪装甲車は戦車と比べて攻撃力は低いのですが、16式機動戦闘車の主砲は105mmライフル砲で、中距離の直接照準射撃であれば、軽戦車や装甲戦闘車両を撃破できるほどの火力をもっています。2018年に新設された即応機動連隊で運用されている国産車両で、最新鋭の機器を多数採用しています。
タイヤで走行するため、有事の際に素早く展開できる機動性が特徴で、自走で市街地など各方面へ展開できるほか、航空自衛隊で空輸できるのも大きなポイント。島嶼部などにも素早く対応が可能です。また公道など舗装された路面では、最大時速100kmと走行性にも優れています。
この「1/43 陸上自衛隊 16式機動戦闘車」は、ヒコセブンの自衛隊車両専門ブランド「islands(アイランズ)」にラインナップ。105mmライフル砲の砲塔は回転機構を持っているなど、実際の車両の仕様を忠実に再現するなど、そのこだわりはさすが専門ブランドならでは。ボディ素材はレジン製(樹脂)で塗装済みの完成品になります。
全長は約20cmと細部を眺めるにも、棚に飾るにもちょうどいいサイズ感になっています。
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/358163/
- Source:&GP
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