現在のARM版Windows搭載パソコンに搭載されているQualcomm製のシステム・オン・チップ(SoC)は、AppleのM1に比べて性能が劣っています。Qualcommは次期Windows向けSoCであるSC8280XPをM1対抗チップと位置づけ、高性能なものを目指しているようです。
性能重視のCPU構成?
このSC8280XPには、Gold+と呼ばれるCPUコアが4コアと、Goldと呼ばれるCPUコアが4コア搭載されるそうです。
現世代であるSnapdragon 8cx Gen 2 5Gには4つのGoldコアと、省電力コアである4つのSilverコアが搭載されていますが、SC8280XPには省電力コアが搭載されず、性能重視のCPU構成となるようです。
Gold+コアは最低クロックが2.7GHzで、3.0GHz動作のサンプルもテストされています。Goldコアは最低2.43GHz駆動です。
15TOPSのNPUを搭載?
また、SC8280XPには15TOPSのニューラルネットワーク・プロセッシング・ユニット(NPU)が搭載されるとのことです。
NPUは人工知能(AI)処理のアクセラレーターで、カメラのシーン検出の改善や、オフライン翻訳の高速化などが期待できます。
現在、SC8280XPは32GBのRAMと14インチディスプレイを搭載したマシンでテスト中とされています。まだ開発の初期段階のため、パブリックリリースまで数ヶ月はかかると思われます。
Source:Windows Latest, wccftech
(ハウザー)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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