収納力、機動性、拡張性に優れたタックルボックスで脱・釣り初心者!

<&GP編集部員が買ってみた!使ってみた!>

アウトドア系のギアって見てるだけで楽しい上に、物欲センサーが刺激されまくるので、どんどんどんどん増えていきます。ゆるゆる~っと楽しんでいた釣りも、気がつけば部屋にリールやら仕掛けやら山盛り状態。しかし、いざ釣行というときに探しものが見つからずよく困っています。

というわけで、せめて仕掛け類だけでもまとめるべくタックルボックス(釣り道具入れ)を探していたところ、まさに求めていたアイテムに巡り合いました。それが明邦化学工業の「ランガン システムBOX(VS-7070)」(5390円)。収納力、機動性、拡張性と三拍子そろった超お気に入りツールなんです。

▲ボックスは2段構造になっており、上部には仕切りつきの浅いスペースがある

「ランガン システムBOX」は、主に堤防などの陸地から釣る“陸っぱり”での使用を想定したツールボックス。サイズは434×233×271mmで、ファーストインプレッションでは「ちょっと大きいかなあ…」という印象でした。しかし、堤防釣りでは狙いの魚種が多いほど仕掛けの数も増え、さらにフィッシュグリップ、ルアー、おもり、ハサミ、ライン、針など数えだしたらキリがありません。

▲下段は深めの構造になっており、釣りに必要な道具を詰められます。アジ用とかの仕掛け袋がタテにいっぱい入れられるのは便利。また、完全に開くと天板裏側が作業台になるという仕組みに

なので、いちいち「今日はこれを持っていって~、これはいらなくて~」とかやるのが面倒この上ないわけです。特に堤防釣りでは状況の変化に合わせて、多彩な釣り方ができる人ほど釣果も上がります。

潮目が変わったから泳がせ釣りをしよう!とか、ナブラを発見したからルアーを投げよう!とか、チャンスを逃さず海の状況に合わせたいときに、肝心な仕掛けとかがないと話になりません。

■機動性に優れたハンドル

続いて「ランガンシステムBOX」というアイテム名の通り、堤防を歩き回る(ラン&ガン)スタイルで使えるわけですが、ハンドルにひと工夫が施されています。実はハンドルがロックできるようになっていて重い中身を持ち運ぶ際、左右にブラブラすることがないんです。地味だけどここ重要。船内でも使ってみたところ、抜群の安定感で、揺れる船の上だとさらにありがたみを感じる機能でした。

▲左右にあるハンドルの付け根部分をカチッとスライドすれば、ロック完了

これで堤防の端から端まで思う存分、攻められますね。目一杯の荷物を入れると重くて疲れるけど…。それは自分のせいか(笑)。

■豊富なアタッチメントパーツが魅力的!

そして大事なのが拡張性です。釣り道具がいっぱい入って便利なのに、さらに何を追加するかといえば、竿でしょう。なんと、ボックスのサイドに別売りのロッドスタンドを合体(写真左側)させられます。最大4本が追加可能になっていて、サイズも50×54×283mmの「BM-250 Light(価格:2530円)」と、65×71×333mmの「BM-300 Light(価格:2970円)」という2種類を用意。

今回は大きい方を買ってみましたが、竿を挿したまま移動できていいんですよねえ。よくある装備として、竿+タックルボックス+クーラーボックス+リュックとかになると、手がふさがってしまうので、ほんとうに助かります。しかも取り付けがネジを使わないはめ込み式なのも、手軽でよかったです。

また、堤防の投げ竿で待ち時間を持て余しているとき、足元釣り用のタックルを挿しておけば気が向いたときにアジとかメバル・カサゴなんかをちょいちょい狙えます。そこまでやらずとも、地面に竿を放り出さなくていいので破損からも守ってくれる効果も。

さらに他にもルアーホルダー、マルチホルダー、ハードドリンクホルダー、インナーストッカーなど実に多彩な拡張性を持っているのが一番の魅力だと感じました。

*  *  *

ちなみにカラバリはブラックとカーキの2種類。こういう無骨な感じも気に入ったポイントです。さて、釣り初心者を卒業した気分になれるタックルボックスでしたが、最後に座れる頑丈さを紹介して終わりたいと思います。

>> 明邦化学工業

<文/三宅隆(&GP)>

 

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