ASUSは3月17日、キーボードが着脱する2-in-1スタイルのChromebook、「ASUS Chromebook Derachable CM3」を発売しました。価格はストレージが128GBの一般販売モデルが5万800円(税込)。64GBの教育・法人向けモデルは4万4980円(税込)で4月中旬の発売を予定しています。
キーボードのほか、背面のスタンドも着脱式になっており、すべて外せば10.5インチのタブレットとして利用可能。LenovoのIdeaPad Duetと同様の作りです。
マグネット着脱式の背面スタンド(フレックスアングルスタンドカバー)は、スタンドの出し方を変えることで縦置き、横置きのどちらにも対応します。
キーボードは、Surfaceと同じく折曲げにより角度が付けられるタイプです。キーピッチは17.5mm、ストロークは1.5mm。なお、日本販売モデルは日本語キーボードとなります。
また、4096段階の筆圧検知に対応するスタイラスペンASUS USI Penに対応しており、ペンは本体に収納可能です。収納する都合上、一般的なペンと比べると細く持ちにくい可能性もありますが、使いたいときにペンを探さなくて済むのは、大きなメリットでしょう。
また、Chromebook Detachable CM3は、日本市場で流通するChromebookとしては初めて「ゼロタッチ登録」に対応します。これは、企業や学校などでセットアップする際に、僅かな操作だけで組織向けの必要な設定やアプリが適用される機能です。
このほか、主な仕様としては、ディスプレイが10.5インチ TFT液晶で解像度は1920×1200(16:10)。CPUはMediaTek MT8183 (2.0GHz オクタコア)。RAM4GB、ストレージは128GB(教育・法人向けは64GB)。バッテリー駆動時間は単体で約12.3時間、キーボード接続時には約12時間。
インターフェースは、USB Type-C(USB 2.0)が1ポートと3.5mmジャックで、データ転送や給電もこのUSBポートで行います。外部への映像出力も可能ではあるものの、最大でも1440×900と解像度は低めです。
カメラは、アウトカメラが800万画素、インカメラが192万画素。1W x 2のステレオスピーカーとマイクも搭載しており、ビデオチャットを利用可能です。なお、無線関連は、IEEE802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)とBluetooth 4.2に対応します。
サイズは255.44 x 167.2 x 79mmで重さは約506g。キーボードとスタンドカバーを装着すると約915gで、MIL規格に準拠した高い堅牢性も備えます。
発売を記念した数量限定1万8000円オフのキャンペーンも実施中。
(Source:ASUS。Engadget日本版より転載)
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カテゴリー:ハードウェア
タグ:ASUS(企業)、ガジェット(用語)、Chrome OS(製品・サービス)、Chromebook(製品・サービス)、Google / グーグル(企業)、日本(国・地域)
- Original:https://jp.techcrunch.com/2021/03/17/asus-chromebook-detachable-cm3/
- Source:TechCrunch Japan
- Author:Engadget Japanese
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