徐々に販売台数を伸ばしている折りたたみスマートフォンですが、Samsungが新たな形態のものを2021年に発売するという情報が入ってきました。このスマートフォンにはヒンジが2つあり、3つ折りにして収納ができるというものです。
3つ折りで使える新型スマートフォン
Samsungはこれまでにいくつかの3つ折りスマートフォンに関する特許を取得しています。
3つ折りにすることによって、以下の画像のように、1つのヒンジのみを曲げてキーボードがついたノートパソコンのように使えるというメリットが考えられます。
また、この件に詳しい関係者によると、展開した画面のアスペクト比を16:9や18:9に合わせたデザインにすることで、より多くのゲームなどのアプリが画面全体を使ってスケーリングなしに動作するようになるそうです。
Samsung Galaxy Z Fold 2の折りたたんだ状態でのアスペクト比は25:9、展開した状態では22.5:18です。
折りたたみスマートフォンの出荷台数1,000万台を目指す
Samsungは折りたたみスマートフォンに力を入れていく方針で、内部目標として年間1,000万台を目指しているとのことです。
折りたたみスマートフォンは小売価格が高いため、より多くの折りたたみスマートフォンを販売することで、Samsungは収益の改善を享受できます。
Samsungは2020年の折りたたみスマートフォンシェア首位を獲得しており、約350万台の折りたたみスマートフォンを出荷しています。
今年は折りたたみスマートフォンの出荷台数がさらに伸びることが見込まれ、Samsungが約750万台を出荷できる可能性が非常に高い情勢です。
Source:Nikkei Asia via 9to5Google
Photo:LETSGODIGITAL
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-355669/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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