中国で売られている怪しさ満点のパーツを使って、iPhone XRをiPhone12に変身させてみた顛末記が公開されました。マネしないことを強くお勧めします。
外観をiPhone12にするケース
中国では、本物のiPhone12が発売される前から、「古いiPhoneでも、外観をiPhone12風にするパーツ」が販売されていました。
中国情報ブログBāshíliùで、iPhone XRの中身を使って、外観をiPhone12風にした際の顛末記が公開されました。
用意したのは、水没して動かなくなったiPhone XRと、中国の大手通販サイト淘宝(TaoBao)で購入した、外観をiPhone12風にするパーツです。
iPhone XRのディスプレイを取り外し、基板など一式をiPhone12風のケースに移植、ついでにSIMスロットを物理SIMを2枚挿しできるものに変更、非純正のディスプレイとバッテリーを装着して、動作させることに成功したそうです。
なお、タッチ操作やFace IDは動作するものの、LEDフラッシュや音量ボタンが使えなくなってしまったそうです。
驚きの低品質
なお、iPhone12風なのは外観だけで強度は非常に低く、高さ5センチ程度の高さから木製テーブルに落としただけで、ガラス製の背面パネルに大きなヒビが入り、フレームが歪みディスプレイが外れ、フレキシブルケーブルがちぎれてしまったそうです。
控えめに言って、実用性ゼロです。
iPhone XRから移植したパーツをケースから全て取り出したうえで、ケースを高さ1.3メートルから落としたところ、見るも無惨な壊れっぷりです。
なお、Apple製の筐体はヒビも入らなかったそうです。
真似しちゃダメ、絶対!
iPhoneを分解すると、Appleによる保証はもちろん、修理も対象外となるばかりか、こうした改造を行うと偽ブランド品扱いとなり日本への持ち込みもできません。もし、誰かに販売すれば犯罪となります。
中国情報ブログ Bāshíliùには、記事でご紹介しきれなかった写真も多く掲載されていますので、興味のある方はご覧ください。
Source:中国情報ブログ Bāshíliù
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-355866/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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