AppleのM1チップのPassMarkベンチマークにおけるシングルスレッド性能が公開されました。IntelのCore i7-11700KやAMDのRyzen 7 5800Xを超える性能をたたき出し、これらのCPUと同等以上の性能を持つことが証明されています。
Core i7やRyzen 7を超えるシングルスレッド性能
PassMarkベンチマークはパソコンのCPU処理性能を計測したり、他のパソコンと比較できたりするベンチマークプログラムです。
PassMark Softwareのウェブサイトで公開されている、このベンチマークにおけるCPUのシングルスレッド性能比較に、AppleのM1チップが登場しました。
それによると、AppleのM1チップのスコアは3,550で、Intelのデスクトップ向け最新世代CPUであるCore i7-11700K(3,542ポイント)や、AMDのデスクトップ向け最新世代CPUであるRyzen 7 5800X(3,506ポイント)を超える性能をたたき出しています。
差はわずかではありますが、少なくともM1チップがこれらx86アーキテクチャのCPUとシングルスレッド性能で同等かそれ以上に戦えることを証明したといえます。
首位はIntelのCore i9-11900Kで3,741ポイントでした。
低消費電力で高性能なM1チップ
M1チップは、新旧のMac miniで比較すると、IntelのCPUに比べて消費電力が非常に低いです。また、MacBook Airを用いたバッテリー持続時間テストでも、M1チップのほうがIntelのCPUを使用したMacBook Airよりも長い駆動時間となっています。
それでいながらIntelやAMDの最新世代CPUと同等以上の性能を発揮しており、Appleのいうところの「ワットあたりのCPUパフォーマンスが世界最高」といううたい文句はあながち嘘ではないといえます。
IntelはM1チップの性能や低消費電力性に危機感を抱き、さまざまなネガティブキャンペーンを行っています。
Source:PassMark Software via wccftech, NoteBook Check
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-356565/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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