目盛り分の太さでビミョ~にずれる?「本当の定規」ならそんなことない!

文房具は「これ以上進化しないだろう」と思われる製品でさえ、進化し続け、しかも、その魅力が誰にでも伝わりやすいという特徴を持っています。それを証明するかのように、毎年のようにアイデアに優れた文房具が生まれていますが、その原動力のひとつとなっているのが一部メーカーが行う、一般公募のデザインコンペです。ユーザーならではの新たな視点が新製品の種となっています。

コクヨも毎年デザインアワードを開催しており、一部の優秀作品は実際に製品化されています。中でも、2017年に発売された「本当の定規」(1100円)は、これまでにない発想で、従来の定規よりも正確に長さを測定できる製品。知る人ぞ知るアイテムで、これまでコクヨの公式オンラインショップ「コクヨショーケース」と直営店「THINK OF THINGS」のみでの取り扱いでしたが、4月14日から全国で発売されます。

「本当の定規」最大の特徴は、定規の目盛り部分。一般的な定規は、目盛りを線で表示していますが、線には0.1~0.2mmほどの幅があります。そのため、線だけを参考にしていると、ほんのわずかではありますがズレが生じてくるのです。

この問題を「線」ではなく「面」で解決したのが「本当の定規」。目盛りごとに面と面で塗り分けられているため、ユーザーは面の境界線を参考に長さを測定できます。幅のある「線」を使わないため、わずかなズレも生じることなく、正確な1mmを測定できます。

「幅のない線(=幾何学の定義でいうところの線)を定規で表現する」という無謀な挑戦を、表示方法の変更だけで実現したのです。こうしたアイデアの秀逸さから、コクヨデザインアワード2014で優秀賞を受賞し、製品化に至りました。

目盛りは15cmまで対応。材質はステンレスで、サイズは175×15mm。プレゼントにもしやすいパッケージとなっています。

微妙なズレも生じない、「本当の定規」で、本当の1mmを測ってみませんか?

>> コクヨ

<文/&GP>

 

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