Appleは4月7日、新しくなった「探す」アプリケーションを公開。同アプリの最新版では、探索機能がApple以外の他社製品向けに開放されている。
項目タブ「アイテム」から追跡可能
Made for iPhone(MFi)プログラムの一環としての「『探す』ネットワーク対応アクセサリプログラム(The Find My Network Accessory Program)」は、アクセサリ・周辺機器メーカーに向けて用意されたもの。
同プログラムにおいてAppleが認証した他社製品には、Appleの探索ネットワークおよび「探す」アプリとの互換性を示す「Works with Apple Find My」バッジが付与される。
互換性のある製品を所持するAppleユーザーは、「探す」アプリに新設された項目タブ「アイテム」からそれを追跡することが可能になる。
Bluetoothを活用したAppleの探索ネットワークは、ユーザーが紛失したデバイスを検出すると、おおよその位置を持ち主へ知らせる仕組みとなっている。デバイス発見に至るすべてのプロセスはエンドツーエンドで暗号化・匿名化されるため、プライバシーへの配慮も万全と言えるだろう。
第1弾として3社の製品が「探す」に対応
まずは「VanMoof」「Belkin」「Chipolo」の3社が、Appleの探索ネットワークに対応した製品を展開する。
VanMoofからは最新の電動自転車「S3」「X3」。Belkinは、今春発売のワイヤレスイヤホン「SOUNDFORM Freedom」を「探す」アプリに対応させる。そしてChipoloは、バッグなどに取り付けられるアイテムファインダー「Chipolo ONE Spot」を発売するとのこと。
なお今回の3社以外にも、さまざまなメーカーから対応製品が登場する見込みだ。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/152495
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ
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