お風呂上がりにはバスタオル……というのが一般的だが、使い回すバスタオルには見えない雑菌や汚れが付着している。だからこそ、毎日もしくは定期的に取り替え、洗濯をし、衛生状態をたもたなければいけない。
ただ、バスタオルを替えるのを忘れてしまう、もしくは面倒だと感じる人も結構多いのではないだろうか? 今回紹介する「BODYPLUV」を使えばそんな煩わしさもなくなるかもしれない。
お風呂あがりにタオルが不要に
BODYPLUVは、浴室の壁に設置して使う全身用ドライヤーだ。本体からのびるホースの先から風を放出し、タオルを使う代わりに風で身体を乾かす仕組み。
全身を乾かすのにかかる所要時間はおよそ4分とのことで、頭にドライヤーをかける感覚で全身を乾かすことができる。タオルが不要なのと、乾かしづらい身体の部位も効果的に乾かすことができるので、手間や衛生面でも魅力的だ。
なお、ホースは壁に固定し、ハンズフリーにすることもできる。
温度や風力を調整して理想的な風をつくれる
風の温度は35℃、45℃、55℃、65℃と、4段階調整が可能で、風をあてる身体の部位に合わせて温度を切り替えることで、身体の敏感な部分も快適に乾かすことができるだろう。風力はノーマルモードとターボモードの2種類切り替えが可能だ。
お風呂上がりに軽く身体から水を落とした状態で使うのを推奨しているとはいえ、その効果がどれくらいのものなのかとても気になるところ。また、風で水を飛ばすことで床や周囲が濡れてしまわないかという疑問も残る。
とはいえ、お風呂上がりにはタオル、という長い間変わらない私たちの習慣を変えてくれるかもしれない、斬新なアイテムといえるだろう。BODYPLUVは現在Indiegogoにてキャンペーンを実施しており、1台140ドル(約1万5350円)から出資注文が可能だ。
残念ながら日本への発送には対応していないようだが、今後の展開に着目したい。
(文・Doga)
- Original:https://techable.jp/archives/152574
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:章仁水越
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