AirTagの登録はApple IDあたり16個までに制限。Apple役員が語る

Apple AirTag
 
AirTagには、1つのApple IDに登録できる数として16個までの制限があるほか、電池交換が必要になるとiPhoneに通知が届くことなどを、Apple役員が語っています。

AirTagについてApple役員にインタビュー

ジャーナリストのレネ・リッチー氏が、AirTagについてApple役員にインタビューした動画を公開しました。
 
インタビューには、Appleのワールドワイドマーケティング担当副社長のカイアン・ドランス氏と、センシング&コネクティビティ部門ディレクターのロン・ホアン氏が応じています。
 
なおドランス氏は、Fast Companyによる他のインタビューで、AirTagはペットや子どもの追跡に使われることを想定していない、と語っています。

Apple IDに紐付けられるAirTagは16個まで

Appleは、AirTagを1個3,800円(税込、以下同じ)、4個入りで12,800円で販売しています。
 
多くの持ち物にAirTagを付けて紛失を防ぎたいと考える方も多いでしょうが、ドランス氏によると1つのApple IDに紐づけられるAirTagは最大16個に制限されているそうです。

 

Appleオンラインストアでも購入制限

4月23日の午後9時にAirTagの予約受付が開始されたので、いくつまで予約できるのか、試してみました。
 
4個入りを6組や、単体で17個、注文できるか試してみたところ、一人あたり16点までに制限している、とメッセージが表示され、注文することができませんでした。
 
AirTag AppleOnline 購入制限
 

電池交換の通知はiPhoneに届く

AirTagには、一般的なボタン型のCR2032電池が使われており、ユーザーが簡単に交換することができます。
 
AirTagには電池残量を表示する機能がありませんが、バッテリー残量が少なくなるとiPhoneに通知が届き、電池交換を促すそうです。
 
ただし、電池残量がどの程度で通知が届くのかといった具体的な情報は不明です。

AirTagを取り付けた持ち物を家族や友人と共有する場合

AirTagの付いた車のキーなどを、家族や友人と共有することも考えられます。
 
通常は、持ち主のものでないAirTagが一緒に移動していることをiPhoneが検知して、追跡されている可能性があるとユーザーにアラートを出します。
 
しかし、ファミリー共有メンバーのユーザーであれば、AirTagの持ち主がアラートを無効化することができるそうです。
 
ファミリー共有を組んでいない友人などの場合、AirTagの付いたアイテムを借りた人がアラートを無効化する選択が可能になるとのことです。

インタビュー動画はこちら

レネ・リッチー氏によるインタビュー動画はこちらでご覧ください。
 

 
 
Source:Rene Ritchie/YouTube via MacRumors
(hato)


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