マーケティング支援事業や教育事業を展開する株式会社グローバルキャストは、家庭内エネルギー管理システム(HEMS1)をオリジナルアプリ「ene-arch(エネアーチ)」としてリリースしました。「ene-arch」で活用する家庭内エネルギー管理システムは、NextDrive株式会社が開発したものです。
電気代の最小化を実現
「ene-arch」は、家庭内のエネルギーを効率的に管理するためのHEMSアプリケーションです。例えば、日々の電力使用量やソーラーパネル・蓄電池の発電、蓄電量などのエネルギーデータをリアルタイムで確認することができるため、自家消費量の最適化、電気代の最小化を図ることが可能になります。
なかでも注目したい点は、従来のメーカー依存型のシステム・アプリケーションとは異なり、複数メーカーの機器と連動することができるため、エンドユーザーの要望に合わせた機器を選択することができること。メーカーを選ばないのは、アプリが今後広く利用される鍵となりそうです。
ホームセキュリティも強化
「ene-arch」ができることは上記だけではありません。例えば、電力使用量を日(30分値)・週・月ごとに通知したり、ユーザーが電気代の目標を設定し電気代を日・週・月ごとに通知できます。また、スマート家電の遠隔操作も可能。外出先からエアコンやスマート家電のコントロールが可能になりますので、「うっかり消し忘れた」といったことがなくなります。
ドアロックやセンサーとも連動するので、家族の出入りが外出先で確認できたり離れて暮らす家族とつながることができ、ホームセキュリティの側面でもメリットが大きいといえます。(※スマート家電の遠隔操作・ホームセキュリティ機能については別途対応機器が必要です)
同アプリを提供するグローバルキャストは「今後は、本アプリを活用したIoEプラットフォームを構築し、エンドユーザー様のみならず、自治体や事業者様などへ新たなる価値と次世代サービスの提供を実現して参ります」と述べました。今後、ユーザーが電気代を自らコントロールする時代がすぐそこまで来ているようです。
(文・Takeuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/153547
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:takeuchi
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