未発表のMacBook Proなどの設計図を盗み出したとして、Appleと主要サプライヤーを脅迫していたREviと名乗るハッカー集団が、ダークウェブに掲載していた情報を削除したことが分かりました。突然、脅迫をやめた理由は不明です。
ハッカー集団、突然情報を削除
先日、REvilと名乗るハッカー集団が、Appleの主要サプライヤーQuanta Computerから未発表の製品情報を盗み出したとして、Quantaに5,000万ドル(約54億円)の支払いを要求していました。
Quantaが支払いを拒否すると、REvilは、Appleが5月1日までに金銭を支払わないと、盗み出した情報を毎日ダークウェブに未発表製品の設計図を公表すると脅迫し、次期16インチMacBook Proの設計図とみられる情報を公開していました。
しかし、REviがダークウェブに公開していた情報が削除されているのを確認した、と米メディアMacRumorsが報じています。
金銭支払いまで公開を続けることで知られる集団
MacRumorsによると、REvilは、ブラフ(はったり)で脅迫することはなく、被害者が金銭を払うまで、文書の公開を続けることで知られているそうです。また、同集団は現在も他の企業への恐喝を継続しています。
REvilが突然脅迫をやめた理由は不明であり、Apppleは今回の事件についてコメントしていません。
なお、新型iMacや次期MacBook Proなどの図面の後、盗まれた情報は公開されていませんでした。
Source:MacRumors
Photo:9to5Mac
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-363528/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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