スペースXがStarlink衛星60機を追加打ち上げ実施、累計1500機以上が宇宙に

SpaceX(スペースX)はStarlink衛星を新たに打ち上げ、軌道上のコンステレーションに60機を追加した。これは24回目のStarlinkの打ち上げで、同社は現在1500機以上のStarlink衛星を打ち上げており、そのうち約1438機がまだ運用中である。今回は米国時間4月7日以来のStarlinkの打ち上げだったが、驚くべきことにこれは久々の打ち上げとなる。

スペースXは低軌道上のブロードバンドインターネットネットワークの可能性、品質、カバレッジの拡大を目指しており、2021年の打ち上げカレンダーはStarlinkの打ち上げが中心となっている。同社は2021年に入りStarlinkの提供を開始したが、現在はネットワークの容量や地域的な能力よりも、消費者向けの受信端末の供給がほぼ制限されているようだ。

Starlinkの打ち上げが数週間空いたことに関しては、スペースがその間に停滞していたわけではない。先週には国際宇宙ステーション(ISS)に向かう第2陣の宇宙飛行士を打ち上げた。さらに、2021面5月にも2、3回のStarlinkの追加打ち上げが予定されている。

今回の打ち上げは、米国時間4月29日水曜日の東部時間午後11時44分(日本時間4月30日午前1時44分)にフロリダ州のケープカナベラルから実施され、Starlinkの4回の打ち上げを含む過去6回のミッションで使用された、飛行実績のあるFalcon 9の第1段ブースターが使用された。

関連記事:スペースXが再利用Dragon宇宙船での宇宙飛行士の打ち上げに初成功

カテゴリー:宇宙
タグ:SpaceXStarlink

画像クレジット:SpaceX

原文へ

(文:Darrell Etherington、翻訳:塚本直樹 / Twitter


Amazonベストセラー

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA