株式会社エフエム東京(TOKYO FM)と株式会社メトロアドエージェンシーは、視覚広告であるOOHと聴覚広告であるスポンサードオーディオコンテンツを一体的に展開する新しい広告コミュニケーションの開発を推進中。
そしてこのたび、東京メトロ銀座線日本橋駅と千代田線明治神宮前(原宿)駅の2駅限定で聴取できるオーディオドラマ『下車した駅で運命が・・・』を、TOKYO FMと株式会社ジャパンエフエムネットワーク(JFNC)が共同展開するオーディオコンテンツプラットフォーム「AuDee(オーディー)」にて、2021年5月23日まで配信すると発表しました。
QRコードから聴取
今回配信されているオーディオドラマは、2つの駅を舞台としたダブルストーリーで展開。地下鉄に乗車中のミキが以前取引先で会った気になる男性の存在に気づくまでは同じですが、「日本橋駅篇」と「明治神宮前〈原宿〉駅篇」でその先の展開が違います。
期間中、両駅のデジタルサイネージにオーディオドラマのコンテンツ画像と2駅で異なるQRコードを表示。スマートフォンなどで読み取ることでその駅が舞台のストーリーが展開されます。
TOKYO FMとメトロアドエージェンシーは、オンライン広告であるデジタルオーディオコンテンツとデジタルサイネージを、地下鉄の駅というリアルなロケーションに最適化した上で展開することで、オンラインとオフラインを融合させたシナジー効果に期待できるOMO広告コミュニケーションの開発につながるものと考えているようです。
TOKYO FMの取り組み
TOKYO FMは新しい広告コミュニケーションの開発に注力する中で、今回の取り組みの前に、メトロアドエージェンシーと株式会社宣伝会議が主催する「第4回 Metro Ad Creative Award 2020」に協賛。「『AuDee』でオーディオコンテンツを聴取させる企画」と題し、OOH広告の作品を募集しました。
結果、TOKYO FMの募集企画に応募された作品『よくばりコンテンツマン』がデザイン部門におけるグランプリを受賞。TOKYO FMが選出した協賛スポンサー賞受賞作品『耳はどこへ行こう。』などの受賞作品と共に2021年5月1日~15日の期間に運行される東京メトロ銀座線一編成を貸切った「ギャラリートレイン」に掲出されています。なお、『耳はどこへ行こう。』は、5月17日~23日の期間、東京メトロ表参道駅の改札外にも掲出される見込みです。
TOKYO FMは、上記2作品のクリエイティブをもとにオーディオコンテンツを制作し「AuDee」内の特設サイトで配信。入賞作品によって視覚で行動喚起し、聴覚でエンターテイメントを提供するという、OOH広告とオーディオコンテンツが連動した新しい広告企画を展開していくようです。
PR TIMES(オーディオドラマ配信)
PR TIMES(Metro Ad Creative Award 2020)
(文・Higuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/154190
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
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