「アプリのトラッキングの透明性」導入でAppleのブランド・ロイヤルティーが向上

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iOS14.5から導入された「アプリのトラッキングの透明性」(ATT)や、紛失防止タグ「AirTag」のリリースにより、Appleのブランド・ロイヤルティーが93%へと増加した、と報じられています。

ATTへの支持率は高め

SellCellのアンケート調査によれば、73%のユーザーがAppleの新たなプライバシー機能アプリのトラッキングの透明性」を使用すると答えたとのことです。18%のユーザーがATTへの反発を表明し、9%がわからないと回答しました。
 
Appleの“ATT”とは、アプリがユーザーのIDFA(Identifier for Advertisers)タグにアクセスしても良いかどうかの許可を求めることを義務化するもので、最初にアプリを開いたときプロンプトが表示されるようになっています。
 
加えて、36%のユーザーがATTをiOS14.5のお気に入りの機能として挙げています。2番目に人気だったのは“Apple WatchでiPhoneのロックを解除する機能”で、23%の票を集めました。クラウドソースのAppleマップデータが13%で3位、「探す」でのAirTagのサポートが8%で4位、ゲームコントローラー対応が6.9%で5位となりました。

6割以上のユーザーがAirTagの購入意欲

SellCellの調査によると、61%のユーザーが紛失防止タグAirTagを購入する計画があると答えたとのことです。54%がAirTagの価格は正当だと考えており、67%がAirTagはiPhoneと同梱されるべきと思うと答えました。また、半分以上のユーザーが4つ入りのAirTagパッケージを購入すると回答しています。
 
AirTagの用途に関しては、42%のユーザーが鍵につけると答え、34.8%がペットの追跡に使うと回答しました。30.6%のユーザーは旅行かばん、25.8%は自転車、23.3%は財布をトラッキングするとの答えだったようです。
 
興味深いのは、15%のユーザーがAirTagを子どものトラッキングに使用すると答えたことです。6.9%がパートナーの追跡に使うとも回答しています。

93%がAndroidへの乗り換えを検討せず

SellCellによれば、92.6%のAppleユーザーがAndroidへの乗り換えは考えたことがないと回答しており、Appleのブランド・ロイヤルティーは以前よりも高くなっているようです。
 
SellCellの調査は、米国の18歳以上の3,000人のiPhoneとiPadユーザーを対象に2021年5月4日〜5月11日の期間で行われました。
 
 
Source:AppleInsider
(lexi)


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