マッチングアプリで最大171万件の個人情報が流出、運転免許証も

Omiai
 
大手マッチングアプリの「Omiai」の運営会社は5月21日、サーバーへの不正アクセスにより、最大171万1,756件分の個人情報が流出した可能性が高いと発表しました。

約171万件分の個人情報が流出

運営会社のネットマーケティングは5月21日、Omiaiの会員情報を管理するサーバーに外部からの不正アクセスを受け、運転免許証やパスポート、マイナンバーカード等の本人確認書類の画像データが流出した可能性があると発表しました。
 
NHKは、マッチングアプリのOmiaiでは会員間でメッセージの送受信を行う際に年齢確認が求められるため、多くの会員が運転免許証やパスポート等を年齢確認資料として提出していたと報じています。
 
ネットマーケティングによると、4月28日に不正アクセスの兆候を検知し、調査を行ったところ、4月20日から4月26日にかけて、何者かが会員の個人情報を流出させた可能性が高いことが判明しました。
 
なお、クレジットカード情報については、金融機関に決済業務を委託していたため、流出した可能性は無いということです。

注意を呼びかけ

ネットマーケティングは、流出した個人情報の不正流用は確認されていないとしていますが、Omiaiの利用者に対して、身に覚えのない連絡があった場合は注意するよう呼びかけています。
 
個人情報が流出した可能性がある会員に対して、5月21日からアプリ上の「お知らせ」機能による状況説明が行われており、Omiaiを利用している場合は、アプリに「お知らせ」が配信されていないか確認した方が良さそうです。
 
また、ネットマーケティングは、専用窓口となるお客様相談センターを5月21日に設置し、電話と問合せフォームにより、会員からの相談を受け付けると表明しています。
 

 
最大171万件の本人確認書類等が流出した今回の事件は、最大39万人の個人情報が流出したカプコン不正アクセス事件を上回る、大規模な個人情報流出事件となる可能性があります。
 
 
Source:ネットマーケティング via NHK
(seng)


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