エレクトロニクス関連のサービス企画・開発・販売を手がけるファブレスメーカー「Cerevo」は5月24日、同社経営陣によるマネジメント・バイアウト(MBO)を実施し、代表取締役社長の大沼慶祐氏を筆頭株主とした株式買い取りを実施したと発表した。
今回のMBOにより、より一層時流をみた柔軟かつ素早い経営判断と、自社製品開発・販売に加えその知見を元にした共同・受託開発事業の推進・拡大および、企業価値向上に邁進するとしている。
2008年に創業したCerevoは、これまでデジタルビデオカメラだけでライブ配信可能な「LiveShell」シリーズ、アニメ「攻殻機動隊 S.A.C.」に登場する多脚戦車タチコマの1/8モデル「1/8 タチコマ」などの製品を投入してきた。次の10年を第二創業期と捉え、プロダクト開発力をさらに強め、革新的で魅力のある製品開発に取り組むという。
Cerevoは、今回のMBOにより、さらに日本の製造業を盛り上げていけるよう尽力するとしている。同社によるさらなる意欲的な製品投入を楽しみにしたいものだ。
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カテゴリー:ハードウェア
タグ:IoT(用語)、cerevo、日本(国・地域)
- Original:https://jp.techcrunch.com/2021/05/26/cerevo/
- Source:TechCrunch Japan
- Author:塚本直樹(Naoki Tsukamoto)
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