Samsung Displayが、2022年末までの液晶ディスプレイ製造継続を検討中

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韓国メディアThe Elecによれば、Samsung Displayの最高経営責任者(CEO)であるチェ・ジュソン氏が従業員に対し、液晶ディスプレイの製造を2022年末まで継続するべく検討していると伝えたようです。

自社の大型テレビ用液晶ディスプレイ不足に対応

Samsung Display2020年末に液晶ディスプレイの製造を終了すると発表していましたが、Samsungの大型テレビ用液晶ディスプレイ不足に対応するため、2022年まで製造を継続することを検討しているようです。
 
液晶ディスプレイの価格は2020年6月以降、上昇に転じていることから、それも製造継続を検討する要因の1つかもしれません。ただし、これがいつ下落に転じるかは不明だとThe Elecは伝えています。

製造ラインの1つを有機ELディスプレイ用に転換中

ただし、製造を継続するとしても2つある製造工場のうち牙山市のL7-2工場は装置を撤去していることから、以前のような製造数は確保できないことが予想されます。
 
牙山市のL7-2工場は、低温多結晶酸化物(LTPO)薄膜トランジスタ(TFT)リジッド有機EL(OLED)ディスプレイ製造用に転換される予定です。
 
 
Source:The Elec
Photo:Apple
(FT729)


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