デジタルギアらしからぬ頑丈スペックの「TOUGHBOOK」に7型タブレットが加わったぞ!

埃や砂にまみれるタフな現場でも、まるで工具のような感覚でガンガン使えるのが、パナソニックの「TOUGHBOOK(タフブック)」シリーズ。防水防滴はあたりまえ、さらに耐振動、耐衝撃、耐落下性など徹底した堅牢性を備えた業務向けタフネスPCは、1996年の誕生以来さまざまな業界で活躍する隠れた名品です。

今年25周年を迎えるこのTOUGHBOOKシリーズに、この春コンパクトな7.0型サイズのAndroid搭載タブレット「TOUGHBOOK FZ-S1」(オープン価格)が仲間入りしました。

極寒の冷凍冷蔵倉庫、炎天下でのインフラ整備、振動や粉塵の多い工場・物流など、シビアな現場での使用を想定、頑丈設計にとことんこだわっているTOUGHBOOKシリーズ。ノートPCやハンドヘルドなど、用途に合わせてさまざまなラインナップが揃っていますが、今回登場の「FZ-S1」はコンパクトな7.0型タブレット。

IP65/67準拠の防塵防滴試験、MIL-STD-810H準拠の耐振動試験をクリア。落下試験は、MIL規格準拠の120cm落下試験に加え、独自の基準として150cmからの落下試験をも実施しています。耐環境試験は-20℃~50℃での動作環境試験に加え、保管時温度-30〜70℃という過酷な環境下でのテストもクリアしています。

また、屋外でも見やすい平均500cd/m2の高輝度画面、反射防止用フィルムの貼付など、現場での実用性にも十分に配慮。特に、グローブなどを装着したままでも操作できる「手袋モード」、専用ペンでの操作に対応する「ペンモード」、水に濡れた手でもタッチ操作が可能な「水滴誤動作防止モード」などの搭載は、感染症対策として衛生面を重視したいフィールドワーカーにはうれしい機能です。

CPUはQualcomm SDM660を採用。OSは情報の一元管理が容易なAndroid 10を搭載するなど、物理的な頑丈さのみならず、セキュリティ面の安全性もしっかり確保。連続使用時間は標準モデルで最大8時間ですが、もっと長時間使用したいユーザーのために最大14時間の使用を可能にする大容量バッテリー搭載モデルもラインナップ。

加えて、電源を入れたままバッテリー交換できるウォームスワップ機能にも対応するので、まさかのバッテリー切れにもあわてません。

本体重量は、シリーズ同クラスでは最軽量となる約426g(標準バッテリー搭載、Wi-Fiモデル)。従来モデルと比べ一気に約110gも軽くなり、携帯性もいっそう向上しています。

むろん、こちらはあくまでプロユースを想定したアイテム。個人での使用を想定したものではないけれど、過酷な環境での使用にも耐えると聞けば、泥まみれのアウトドア、炎天下あるいは極寒でのスポーツシーンなど、さまざまな場面で使い倒したくなりそうです。

>> パナソニック「TOUGHBOOK」

<文/&GP>

 

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