Google、Appleと似たプライバシー機能を発表〜広告IDのブロックが可能に

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AppleはiOS14.5から「アプリのトラッキングの透明性(ATT)」を導入し、ユーザーはアプリにデバイスの広告識別子へのアクセスを許可するかどうか選択できるようになりました。Googleは今回、プライバシーポリシーの更新を発表し、Androidでも同様の機能が追加されることがわかりました。

広告IDの代わりにゼロの文字列が表示

2021年後半に予定されているGoogle Play開発者サービスの更新では、ユーザーが広告IDを使ったカスタマイズをAndroid設定でオプトアウトすると、その広告IDが削除されるようになります。削除された広告IDにアクセスしようとすると、IDの代わりにゼロの文字列が返されます。
 
今回のGoogle Play開発者サービスのロールアウトは段階的に実施される予定で、まず2021年後半にAndroid 12デバイスで動作するアプリから開始し、2022年の初めにGoogle Playをサポートしているデバイスで動作するアプリに拡大される見通しです。

iPhoneユーザーの指示を集めるATT

AppleのATTは大きなiPhoneユーザーの指示を集めており、5月の米国での調査によると、96%のiPhoneユーザーがこの機能を利用して、自分のデータへのアクセスをブロックしていることが判明しています。
 
ATTはアプリ会社の収益モデルに大きな影響を与えるとされており、「Unity」ゲームエンジンを開発するUnity Technologiesは年間3,000万ドル(約32億6,000万円)の売上減につながる見込みであることを明らかにしています。
 
 
Source:Google via AppleInsider
(lexi)


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