既存のSnapdragon WearでWear OS 3.0が動くとの公式コメント

Mobvoiのスマートウォッチの画像
 
Googleは2021年のGoogle I/Oにおいて、大幅に刷新されたスマートウォッチ向けOSであるWear OS 3.0を発表しました。これに対して、スマートウォッチ向けシステム・オン・チップ(SoC)であるSnapdragon Wearを開発しているQualcommは、既存のSnapdragon Wear 3100/4100/4100+でWear OS 3.0が動作可能であるとの公式コメントを出したとのことです。

Snapdragon 3100/4100/4100+でWear OS 3.0が動作可能

Googleが2021年のGoogle I/Oで発表したWear OS 3.0は、SamsungのTizenとの統合を果たす、大幅な機能アップデートが予定されています。
 
これにより、パフォーマンスの向上とバッテリー駆動時間の延長が実現し、アプリ開発の促進も期待できます。
 
一方、ユーザーとして気になるのは、既存製品がWear OS 3.0に対応できるかどうかという点です。
 
これについてスマートウォッチ向けSoCを開発しているQualcommは、同社のSnapdragon Wear 3100/4100/4100+がWear OS 3.0に対応可能であるという公式コメントを出しました。
 
残念ながら2016年に発売されたSnapdragon Wear 2100は非対応のようですが、市場の多くのスマートウォッチがWear OS 3.0に原理的には対応可能であるといえそうです。

スマートウォッチメーカーにアップデートの期待がかかる

しかしながら、スマートウォッチメーカーの対応は現状ではまちまちのようです。
 
たとえば、現行製品はアップデートされないとFossilは述べており、Mobvoiはそもそも同社のスマートウォッチがアップデートの対象となるかどうかGoogleに確認が取れていないとしています。
 
OSのメジャーアップデートはかんたんなことではありませんが、消費者から各メーカーへ期待と圧力がかかることは間違いないでしょう。

 
 
Source:XDA via 9to5Google
(ハウザー)


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