Apple、Apple Store従業員を対象に在宅勤務プログラムを試験的に実施予定

Apple Store US
 
AppleがApple Storeの従業員を対象に、店舗と在宅勤務を組み合わせたハイブリット型の勤務形態を試験的に導入する予定であることが報じられました。従業員は店舗での勤務に加えて、自宅でサポート業務を行うことができます。

Apple Storeの従業員、リモートワークも可能に

この試験的なプログラムは、「リテール・フレックス」と呼ばれ、多くの人々が今後も対面での買い物よりもオンラインショッピングを好むことが予想されることから、在宅勤務時の従業員がオンライン販売、カスタマーサービス、テクニカルサポートを担当する予定とのことです。
 
Appleの小売店は新型コロナウイルス感染症の拡大が続く中、2020年は長期にわたり店舗を閉鎖していましたが、現在は全ての店舗が営業を再開しています。
 
この試験的なプログラムが開始されると、従業員は年間を通じて、その時の需要に応じ、店舗とリモートの両方で業務に対応するようになります。また、給与はどこで働いていても一定です。

プログラム参加者は最低でも6カ月の参加が必須条件

リテール・フレックス・プログラムの参加者は、最低でも6カ月間の参加が必須で、新しいデバイスが発売される9月〜12月にかけて取り組みが強化されます。従業員には、インターネット使用料の一部が払い戻される他、周辺機器などに充てられる100ドル(約11,000円)が支給されます。
 
Appleの従業員においては、9月から週3日はオフィスに復帰する予定です。一部の従業員は同社に対して自宅で恒常的に仕事が出来るように求めましたが、同社のリテール+人事担当シニアバイスプレジデントを務めるディアドラ・オブライエン氏は、対面でのコラボレーションはApple製品開発や企業文化にとって「不可欠」であるため、従業員のオフィス復帰の計画は譲れない意向であることを明らかにしています。
 
 
Source:Bloomberg via MacRumors
(m7000)


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