研究予算・指導方針・就職先など全国の研究室情報と口コミを検索できる「研究室サーチ by LabBase」ベータ版が公開

理系学生に特化したスカウト型就活サービス「LabBase」(ラボベース)を手がけるPOLは7月1日、研究室選びで誰もが知りたい情報をオープンにし、理系学生の進学進路決定をサポートする研究室ポータルサイト「研究室サーチ by LabBase」ベータ版を公開した。これにより、就職活動の前段である進学進路決定のサポートも行うことで、研究者のキャリア全体をサポートするプラットフォームへとLabBaseを進化させる。

同社によると、現在、研究室に関する情報は長らく更新されていない、集約されていないなど、非常にアクセスしづらい状況にあるという。大学院進学を希望する学生が研究室を探そうとすると、大学での研究室紹介オリエンや教授のツテなど、アナログな方法に頼らざるを得ない状況にあるそうだ。また、研究室の実態は外部からは知ることが難しく、所属してからミスマッチを感じる学生も少なくない。

これを受け同社は、研究室サーチ by LabBaseのベータ版により、ネット上に点在する研究室情報を集約するとともに、独自に学生の口コミを集めて情報提供するとしている。利用者が、各研究室の研究予算・指導方針・拘束時間・就職先・就活のしやすさなど、多角的に研究室の情報を取得できるようにするそうだ。

「研究室サーチ by LabBase」概要

  • 研究室が扱う技術の独自情報を含め全国の研究室情報を集約:全国の研究室データ、在籍学生・卒業生の口コミや研究室が扱う技術の独自情報など、研究室選びに必要な多様な情報を集約。異なるソースをたどらなければ取得できない複数の研究室情報も一括で収集できる
  • 研究分野、研究予算、先輩の就職先などの切り口で検索可能:研究分野、研究予算、先輩の就職先など、様々な切り口で研究室が検索可能。指導方針や拘束時間、就活のしやすさなど独自のコンテンツも用意
  • 教授の指導方針、研究室の雰囲気など研究室所属学生の口コミを収集:教授の指導方針、研究室の雰囲気、先輩の就職先など、研究室に所属していないと入手しづらい情報を所属している学生の口コミを知ることができる。研究室情報をオープンにし、透明性を高めることで、理系学生の就職活動・研究活動をサポート

LabBaseは、学生がデータベース上に自分の研究内容やスキルを書きこむだけで、企業からのスカウトを受けられるという理系特化のダイレクトリクルーティング型就活サービス。学生は研究を続けながら、自分の専門知識を活かせる企業を知ることができるという。企業側は 一般的な就活サービスではリーチできない専門性を備えた学生に直接アプローチできるとしている。

関連記事
技術系第二新卒転職サービス「LabBase plus」が登場
理系学生特化の採用サービス手がけるPOL、産学連携プラットフォームの「LabBase X」をローンチ
TC Tokyo 2018バトル出場のPOLがプレシリーズAラウンド調達、研究者・理系学生と企業つなぐLabBase運営

カテゴリー:ネットサービス
タグ:POL日本(国・地域)


Amazonベストセラー

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA