【レビュー】Apple Watchバンド「日本」、細部まで”日本らしい”演出

Apple Watch インターナショナルコレクションバンド
Appleは2021年6月29日、世界22カ国の国旗をデザインした「Apple Watchインターナショナルコレクションバンド」を発売しました。今回は、その中で「日本」デザインのバンドを購入したのでレビューします。
 
▼ パッケージはシンプルな紅白デザインと思いきや・・・
▼ 説明図まで徹底的にその国のデザイン
▼ App Clipで文字盤を追加
▼ バンドは微調整可能 限定盤ならではの3文字も
▼ スポーツと健康を管理するApple Watchならではの応援方法
 

パッケージはシンプルな紅白デザインと思いきや・・・

iPhone Mania 独自記事
22カ国の国旗をモチーフにした「Apple Watchインターナショナルコレクションバンド」は、やわらかく通気性の高いスポーツループバンドです。Appleは、2016年リオデジャネイロオリンピックの際も限定デザインのApple Watchバンドを発売しており、今回は今月開幕する東京オリンピックにあわせた発売です。
 
パッケージはApple製品らしく、シンプルなデザインが印象的です。日本の国旗に使われている赤と白がシンプルにデザインされた製品のイラストが使われています。
 
パッケージの表面だけ見ると、紅白のみが使われた、わかりやすい日本デザインですが、パッケージの裏面に限定モデルかつ金メダルを意識させるものがありました。「Apple Watch」のロゴがゴールドで印刷されていたのです。さりげない色づかいにAppleらしさを感じました。
 
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説明図まで徹底的にその国のデザイン

箱の中には、Apple Watchへの着け方と腕への装着方法が掲載されていました。Appleにしては珍しいくらいの細かい説明となっていました。
 
その中でこだわりを感じたのは、通常この手の説明図は、複数のカラーラインアップがある製品でも統一した図柄が用いられることが多いのですが、Apple Watchインターナショナルコレクションバンドは22種類それぞれのデザインが説明図に記されているのかもしれません。
 
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App Clipで文字盤を追加

説明図の中には、App Clipが印刷されていました。このApp Clipを読み取ることで、「日本」デザインの文字盤を入手することができます。
 
このApp Clipは便利な機能なのですが、まだまだ拡がりを見せません。もしかするとQRコードが無数に展開されている日本では普及は難しいのかもしれません。
 
せめてAndroidと共通規格になれば、近年ようやく普及し始めたコンタクトレス決済(タッチ決済)決済(Apple Payの元来の決済様式)のように拡がっていくかも知れません。
 
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そして、このApp Clipを読み取ると、スクリーンの下部に製品画像と共に「表示」のボタンが現れるので、これをタップします。すると、「Apple Watch」アプリに移り、「マイ文字盤に追加」をすることができます。
 
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バンドは微調整可能 限定盤ならではの3文字も

バンド本体にはマジックテープが細かい間隔で取り付けられているので、手首の微妙な長さにあわせて簡単に調整が可能となっています。そして、そのマジックテープ部分(つまり普段は内側にくるため見えない部分)にさりげなく「JPN」の3文字が書かれているのです。
 
この隠れた特別感の演出から、「JAPAN」と一緒にテレビの前で日本選手団を応援するもよし、閉幕後は各スポーツの日本代表戦を応援するのもいいかもしれません。
 
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スポーツと健康を管理するApple Watchならではの応援方法

Apple Watchは当初、高級腕時計路線でのアプローチが強かったものの、現在では、健康アクティビティを管理するウェアラブルデバイスとしての立ち位置にいます。
 
そのApple Watchの各国バンドが、まさに、健康・アクティビティの世界最高峰の祭典、オリンピック・パラリンピックにあわせた時期に限定商品(商品紹介ページでもLimited Editionと表記)として追加されるのは、最高のコラボレーションではないでしょうか。
 
Appleは、今回の限定商品「Apple Watchインターナショナルコレクションバンド」の発売に際して、「オリンピック・パラリンピック」を全面に押し出すことはしていません。もちろんこれには、大人の事情もあるのでしょうが、もはやApple Watchは障害の有無や国境を超え、人類に普遍的な存在であることを示しているのではないでしょうか。

 
 
参考情報:Apple
Photo:Apple
(藤田尚眞)


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