Apple、新型コロナ変種の影響でオフィス復帰を1カ月延期

Apple Park
 
Appleは、新型コロナウイルスの変種への感染が世界的に拡大しているのを受けて、オフィスへの復帰を当初の予定より1カ月遅らせ、10月にする予定だと、米メディアBloombergが報じています。

9月初旬からのオフィス復帰を計画していたApple

Appleは6月初めの時点で、9月初旬から最低3日はオフィスで業務にあたることを、従業員に求めていました。
 
米国では新型コロナワクチンの接種率が50%に達しつつありますが、それでも新型コロナによる死亡者数は「銃や交通事故の犠牲者、インフルエンザによる死亡者をすべて合計した数字よりも多い」とBloombergは見積もっています。
 
また米国では、もっとも感染者数が少なかった時点(6月)と比べると、現在再び感染者数が2倍となり、入院者数も増加しています。

多くの企業が新たな「働き方」を模索

そのため米国の多くの企業が、コロナ後の新たな「働き方」を模索しています。Appleがオフィス復帰を1カ月遅らせる決断を下した背景には、一部の従業員から、リモートワークができなければ退社もやむを得ないとの抗議の声が上がっていたという事実もあります。
 
Apple以外のテクノロジー企業では、たとえばFacebookはパンデミック後も、多くの従業員にリモートで働くことを認めるとしています。またGoogleは最近、オフィス以外の場所や自宅での勤務を認める、より柔軟なワークポリシーを導入したばかりです。

 
 
Source:Bloomberg
(lunatic)


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