iOS14.7のバッテリーテストの動画を、YouTubeチャンネルiAppleBytesが公開しました。バッテリーの持ちが短いとの指摘があったiOS14.6から改善がみられるのでしょうか。
iOS14.7のバッテリー持続時間をテスト
現地時間7月19日に公開されたiOS14.7のバッテリー持続時間の比較結果を、iOSバージョン別のバッテリーテストや動作速度テストの動画を公開しているYouTubeチャンネルのiAppleBytesが公開しました。
直前バージョンのiOS14.6では、iPhoneのバッテリーの持ちが悪くなったという指摘もありましたが、iOS14.7で改善しているのでしょうか。
テストに使用しているのは、iPhone SE(第1世代)、iPhone6s、iPhone7、iPhone8、iPhone XR、iPhone11、iPhone SE(第2世代)の7モデルで、いずれもiOS14.7をインストールして3日が経過しています。
画面の明るさを25%に統一し、ベンチマークアプリGeekBench 4でバッテリーテストを実行しています。バッテリーの劣化度を示すバッテリー状態は、90%〜100%の間です。
バッテリーテストの結果はこちら
バッテリー残量がゼロになるまでにかかった時間と、GeekBench4によるバッテリースコアは以下のとおりです。
モデル | 持続時間 | スコア |
---|---|---|
iPhone SE(第1世代) | 3時間02分 | 1,820 |
iPhone6s | 2時間47分 | 1,670 |
iPhone7 | 4時間00分 | 2,393 |
iPhone8 | 3時間46分 | 2,245 |
iPhone XR | 5時間06分 | 3,042 |
iPhone11 | 5時間15分 | 3,139 |
iPhone SE(第2世代) | 3時間22分 | 2,015 |
各モデル、iOS14.7でバッテリー持続時間は改善傾向
iAppleBytesは、各モデルでiOSバージョンごとにバッテリースコアを比較したグラフを公開しています。
iPhone SE(第1世代)、iPhone6sがこちらです。いずれも、iOS14.6で落ち込んだスコアがiOS14.7で伸びています。
iPhone7、iPhone8では、大きくスコアが改善しており、iPhone8では過去最高のスコアが出ています。
iPhone XRでもバッテリースコアが伸びています。iPhone11ではiOS14.6を若干下回っています。
iPhone SE(第2世代)では、iOS14.6からiOS14.7でスコアが改善しています。
iOS14.7のバッテリーテスト結果についてiAppleBytesは、大幅にバッテリーパフォーマンスが改善しており、iOS14.7にアップデートしない理由は見つからない、と評価しています。
バッテリーテストの動画はこちらでご覧ください。
Source:iAppleBytes/YouTube
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-384469/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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