Apple、シンガポール進出40周年の記念声明を発表

Apple Marina Bay Sands
 
Appleは現地時間7月22日、シンガポール進出40周年を記念する声明を発表しました。

1981年にシンガポール進出

Appleは1981年、1977年に発表した「Apple II」コンピューターを製造するためにシンガポールにオフィスを開設しました。
 
その時、シンガポールは建国からわずか16年の若い都市国家であり、Appleのシンガポール工場も72名という少人数で操業を開始しています。
 
Appleは声明において、シンガポールは現在、未来志向のハイテク国家で世界的なイノベーションの発信地となり、Appleにとってもアジア太平洋地域の重要拠点となったとコメントしました。
 
また、シンガポール3店舗目となる直営店「Apple Marina Bay Sands」が2020年9月にオープンしています。
 
現在では50カ国以上のバックグラウンドを持つ3,500人以上の職員がシンガポールのAppleで働いており、iOSアプリの開発会社等を含めて55,000人以上の雇用を生み出していると表明しました。
 
例えば、Apple Arcadeで人気ゲーム「バター・ロワイヤル」を配信しているMighty Bear Gamesは、2016年に4人で創業しましたが、成長を続け、現在では53名のスタッフが働いています。

教育や健康での連携も

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Appleは、シンガポールにおける教育分野や健康分野での連携も深めていると言及しました。
 
Appleは、科学・技術・工学・数学分野の教育(STEM教育)に力を入れており、シンガポールには、Appleの認定校「Apple Distinguished School」が5校あります。
 
そのうちの一つ、シンガポールで最も長い歴史を持つ、イスラム教徒向けの女子校、アルサゴフ・アルーアラビア学院では、全ての教職員がiPadおよびMacに関するAppleの公式プログラムを受講しており、コーディングの授業も行われている模様です。
 
また生徒には1人1台のiPadが提供されており、アラビア語の授業はiPadを活用して行われています。
 
さらに、Appleはシンガポール政府と共同で、国民向けの健康促進活動に取り組んでおり、iPhoneやApple Watch向けのアプリを提供しています。
 
Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は現地時間7月22日、自身のTwitterアカウントにおいて、「シンガポールコミュニティの一員であることを誇りに思い、今後より多くの年数を重ねていくことを楽しみにしている」とツイートしました。
 


 
 
Source:Apple
(seng)


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