働く人のつながりを強くするコラボレーションツール「Parque」(パルケ)を運営するパルケは、第三者割当増資による資金調達を発表した。引受先は個人投資家複数名。累積資金調達額は1億円となった。引き続きプロダクト開発を進めるとともに、2021年秋予定の正式リリースに向けた準備の強化を行う。
昨今、リモートワークやパラレルワークの浸透などに伴い「いつでも、どこでも」時間や空間に縛られず、また社内外を問わず、プロジェクトごとに人が集まってコラボレーションを進めていく機会が増えており、コミュニティの軸も企業内の人間関係だけではなく、業種・職種・趣味などへの複線化が進んでいるという。
これを受けパルケは、離れていてもつながりを感じられるビジネスコラボレーションツールやコミュニティスペースなどを提供するSaaSサービスとして、Parqueを開発。リモートワークやニューノーマルなど新しい働き方にフィットしたコラボレーションスペースとしており、社内外コミュニケーションのための「チャット」「ウェブ会議」「ダイレクトメッセージ」「ボイスチャット」、同時編集可能な「メモ」などのミニアプリをオール・イン・ワンツールとして提供していくとしている。なお、「パルケ」とはスペイン語で公園を意味するという。
2020年6月設立のパルケは、「for Fruitful Work-Life」(実りあるワークライフを届ける)というミッションの実現に向けて取り組んでいるスタートアップ。未来に向けて変化していく社会を見据えて、離れていてもつながりを感じることができるサービスを提供し続けるとしている。
関連記事
・3500社超が導入、属人化し蓄積されていない社内ナレッジを整理・検索できる情報共有クラウド「Qast」が1.5億円調達
・ビデオ会議の時間的縛りを解消、非同期ビデオミーティングプラットフォーム「Claap」
・リモートワーク社員を「遊び」でつなぐ「バヅクリ」を手がけるプレイライフが1.4億円を調達
・マイクロソフトが今や1日に1億4500万人が利用するTeamsの開発者向け新機能やツールを発表
・複数の時間帯にまたがるグローバルなプロダクトチームための非同期ビデオチャット「PingPong」
・「パッシブコラボ(受動的協業)」がリモートワークの長期的成功の鍵となる
カテゴリー:ネットサービス
タグ:コミュニティ(用語)、コラボレーション / コラボレーションツール(用語)、パルケ(企業・サービス)、リモートワーク / テレワーク(用語)、資金調達(用語)、日本(国・地域)
- Original:https://jp.techcrunch.com/2021/07/26/parque-fundraising/
- Source:TechCrunch Japan
- Author:Takashi Higa
Amazonベストセラー
Now loading...