日本初の女性に特化したメンタリティ教育・キャリアスクールを手がけるLiLiが総額1億円のプレシリーズA調達

日本初の女性に特化したメンタリティ教育・キャリアスクールを手がけるLiLiが総額1億円のプレシリーズA調達

「凛々しく、生きていく」をテーマに、凛々しい女性の育成を行うLiLi(リリ)は7月27日、プレシリーズAラウンドにおいて、総額1億円の資金調達を実施したと発表した。引受先は、リードインベスターのBonds Investment Group、また複数の投資家。

LiLiは、女性に特化したメンタリティ教育を行う場として、「働く女子のキャリアスクールLiLi」「女子学生の就活コミュニティーLiLiキャンパス」「女性メンター育成プログラム」という3つの事業を展開している。

世界経済フォーラムが3月31日に発表した「ジェンダーギャップ指数2021」では、日本は調査対象156カ国中の120位と低迷し、主要7カ国では最下位となっている。また新型コロナウイルスの影響で多くの女性が解雇されたものの、LiLiは、リモートワークの充実で女性が働きやすい世界が到来し、労働市場ではアフターコロナに向けて女性が大きく動き始めると確信した。それを待ち構えるべく、サービス拡充に向けたマーケティングや採用強化のため資金調達を実施した。

LiLiはそのサービスを、一般社団法人日本ウーマンズバリュートレーニング協会から唯一認定された「女子のためのキャリアスクール」であり、「女子に特化した自己分析(キャリアの棚卸し)」、「動画コンテンツで実践スキル学び放題」、「オンラインコミュニティー」にとことんこだわり、「頑張りたい女子のために作られた学びの場」と説明している。

なかでももっとも重視するのが、女性のためのメンタリティ教育を支える「メンター」だ。特にライフイベントの多い女性の場合、キャリア選択時に相談にのってくれる「一歩先を歩む女性」のメンターシップが不可欠になるという。2020年開始した女子学生向けサービスでは、メンターとして働きたい女性から6カ月で330人を超える申し込みがあった。今は社会人にも対応できるようアップデートを行ったが、「予想のペースを上回る申し込み」があるとのこと。現在、メンターの離脱率は0%ということで、女性にとって必要不可欠な場所となっていると考えているが、LiLiが自分の居場所として女性たちに選ばれるよう「圧倒的な価値向上を目指します」と話している。

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カテゴリー:ネットサービス
タグ:キャリア(用語)女性(用語)LiLi(企業)資金調達(用語)日本(国・地域)


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