サプライヤー事情に詳しい台湾メディアDigiTimesが、TSMCを含むAppleのサプライヤー各社はiPhone13シリーズ(iPhone12s、iPhone12Sとの噂もあり)の5Gミリ波対応モデル6,000万台を出荷するべく準備を進めているが、半導体不足の影響を受けていると報じました。
サプライヤー各社が、半導体不足の影響を受ける
iPhone12シリーズでは米国だけだった5Gミリ波対応モデルの販売地域が、iPhone13シリーズでは日本や欧州などに拡大する見通しです。
台湾のサプライヤー各社は5Gミリ波対応モデル6,000万台を含めたiPhone13シリーズの出荷準備を進めているようですが、主要なチップだけではなく周辺部品も半導体不足の影響を受けており、対応に苦慮しているようです。
DigiTimesはTSMCにも言及していることから、同社が製造しているA15チップも十分な供給数が確保できない可能性がありそうです。
Appleも状況を認識、お届け予定日まで長い待ち時間が発生か
この状況はAppleも把握しているようで、同社の最高財務責任者(CFO)ルカ・マエストリ氏も、半導体不足によりiPhoneやiPadの売り上げに影響を及ぶ可能性があると述べていました。
iPhone13シリーズはiPhone12シリーズの好調な販売実績を維持するとの予想もあるだけに、供給数が不足する場合は注文からお届け予定日まで長い待ち時間が生じることが懸念されます。
Source:DigiTimes
Photo:9TechEleven(@9techeleven)/Twitter
(FT729)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-385801/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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