気象庁、大雨による災害への警戒を呼びかけ、スマホで防災情報のチェックを

キキクル
 
気象庁は、西日本を中心に大雨が続くおそれがあるとして、土砂災害に厳重な警戒が必要だと発表しました。ハザードマップや、防災気象情報「キキクル」を活用し、早めに避難を開始するよう呼び掛けています。

災害級の大雨のおそれ

気象庁は8月12日午後0時5分、活発な前線が日本付近に長期間停滞し、今後1週間は西日本から北日本の広い範囲にかけて大雨が長く続くおそれがあると発表しました。
 
気象庁の発表によると、東北地方、北陸地方、中国地方、四国地方、九州地方等において、警報級の大雨となる可能性が高くなっています。
 
一部地域では今までの大雨で地盤が緩んでいるところがあり、土砂災害等に厳重に警戒する必要があるとしています。
 
また、気象情報会社のウェザーニュースは、西日本等で観測史上1位を上回る雨量が予想されるとして、未曾有の災害に警戒するよう呼び掛けています。
 

スマホで防災情報を確認

ハザードマップ
気象庁は、大雨が降る前にハザードマップマップを確認するよう、注意喚起を行っています。
 
ハザードマップは、地図上で浸水可能性や土砂災害のリスクを把握することが可能なため、安全な避難経路を事前に検討する際に有効なツールとされています。
 
iPhone等のスマートフォンからも、以下の国土交通省のページで閲覧可能です。
 

 

気象防災情報のプッシュ通知も

キキクル 通知
 
気象庁は2021年から、大雨・洪水警報の「危険度」を地図上で示す、気象防災情報「キキクル」を発出しており、以下の気象庁のページで現在の危険度を確認することができます。
 

 
記事執筆時点においては、九州地方の一部において、土砂災害に関し「極めて危険」と表示されています。
 
一部の事業者は、ユーザーの登録地域でキキクルの「非常に危険」(うす紫)が発出された場合に、スマホ等にプッシュ通知を送信するサービスを提供しており、以下のアプリで利用可能となっています。
 

 
 
Source:国土交通省ハザードマップ, 気象庁(1),(2), ウェザーニュース
(seng)


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