タフで軽くて合理的!休日&旅先で使える野外道具19選【新ミニマリストのカバンの中身】

【新ミニマリストのカバンの中身】

持ち運びとタフな環境での使用を考慮して設計されたアウトドアギアは、コンパ クトでも実用的でミニマリストの強い味方だ。徒歩&自転車系に人気のギアはマルチに使えるものが多く、自由な発想で試せるのが楽しい。

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Genre SPORTS

■疲れと汗を残さない癒やしギアでスポーツの楽しさアップ

久々の運動、気分は爽快でも体はヘロヘロだ。翌日に疲れを残さないことは大人の常識。スポーツで負担をかけた体をケアする道具を中心に、設備が整っていない屋外でも着替えや汗のケアができる道具を集めてみた。

1. 疲れた足をいたわる元祖リカバリーシューズ

OOFOS
「OOriginal Sport」(7480円)

▲足の疲れをオフ

スポーツ後の足をやさしく包み込む“リカバリーシューズ”を発明したブランド、OOFOS。特殊素材OOfoamを用いており、一般的なEVA素材のサンダルに比べて足の裏への衝撃を37%オフ。膝や腰、背中への負担を減らし、スムーズな全身の疲労回復を促してくれる。全米足病医学協会認証を取得。

2. 水気を漏らさないのに濡れた石けんが乾く!

マタドール
「MTD フラットパック ソースバーケース」(1870円)

濡れた石けんを入れて密閉しても、いつの間にか乾いてくれるドライ・スルーテクノロジーを搭載。ビニール袋とは違い、帰宅後にいちいち開いて石けんを乾燥させる必要がないのでジム通いに重宝する。10×6×3cm、重量11g。歯ブラシやボディスポンジなどの収納に便利なトイレタリーケース(3080円、24×10×14cm)もある。

▲ぬめりをオフ

3. くるっと丸めて持ち運んでどこでも休憩

ヘリノックス
「タクティカルサプライ タクティカル スピード スツール M」(1万4080円)

▲疲労をオフ

ポールがバンジーコードでつながっているのでφ10×44cmの棒状にまとめて、気軽に持ち歩ける軽量スツール。朝露に濡れた草地でも気にせず休憩できるし、備え付けベンチに座ってオットマン代わりにしてもいい。重量は575gなのに耐荷重は100kg! 36×26×H25cmのゆったりした設計で座り心地良好だ。

4. 水を含ませて拭くだけで汚れが落ちる奇跡のタオル

ファイントラック
「ナノタオル」(3300円)

▲汗と汚れをオフ

超極細繊維のナノフロントを用いており、肌の微細な溝の奥まで入り込むタオル。水に濡らして肌を数回拭くだけで皮脂や汚れを取り除くことができる。すぐにシャワーを浴びられない環境でもスッキリ、気分爽快だ。クーリング性能にも優れており、濡らして首元に巻くとひんやり気持ちよく運動に集中できる。

5.着替えに役立つポンチョはたたんでも活躍

マタドール
「MTD VLCM パッカブルポンチョ」(7040円)

ボルコムと開発したロング丈のポンチョで、水着のベルトを操作しやすい隠しパススルー付きポケットを搭載。これえあれば海辺でも川原でも着替えができるし、休憩時の冷えから守る効果もあり。ファスナー付きポケットがポンチョの収納袋を兼ねており、収納サイズは15.9×17.8×6.4cm。ナノファイバー製。

▲ユニフォームをオフ

6. ひとりで持ち運べる“どこでもサウナ”

モビバ
「バックパックサウナ」(12万6500円)

薪ストーブとテント、煙突などサウナに必要な道具一式で総重量約13kg。背負って持ち運べる唯一のサウナだ。ストーブは薪式で、コンパクトながら高温の水蒸気を効率よく排出する設計。テントのドアも手を離すと閉じるので熱と蒸気を逃さない。サウナ後のクールダウンに適した海や湖、川を舞台とするスポーツと相性バツグン。

▲心身の疲れをオフ

Gerne CAMPING

■軽さと心地よさを兼ね備える優秀ギア!これだけそろえて4kg以下!

ソロキャンプでは道具を持ち運ぶのも、設営するのも自分だけ。重い道具だと活動範囲を狭めかねない。気温にあわせて選ぶ寝袋を除外し、耐久性と快適さを犠牲にせず、ギリギリの重量に絞った基本の道具たちでまとめよう。

7. 固形燃料で自動調理できるクッカーセット

エスビット
「1100mlクックセット」(8140円)

1100mℓのクッカーと固形燃料ストーブ、五徳のセットで、エスビットの固形燃料ミリタリー1個で自動炊飯が可能。防風性の高い五徳が鍋底をすっぽりカバーするので、熱が鍋の端まで効率よく届くのがうれしい。フタの裏にはフックが付いていてクッカーのフチに引っ掛けて置けるのも衛生的だ。18.7×14.7×H7.2cm。

▲気になる重量390g

8. ナタを使わず焚付を作る薪割り革命ギア

トリパスプロダクツ×myX
「TW-KUSABI」(4290円)

北海道の金属加工会社、トリパスプロダクツに、神奈川の人気ショップ、myXが別注をかけた薪割り用くさび。薪にTW-KUSABIを当てて、手持ちのペグハンマーでたたくだけで薪割りができるというもので、重いオノやナタは不要。スッキリしたデザインで収納しやすく、バイクでのキャンプにも持っていきやすい。長さ20cm、厚み2cm。

▲気になる重量650g

9. 湿気た枝でも調理ができておまけに軽い!

ソラチタニウムギア
「スーパーネイチャーストーブ#1」(1万4080円)

▲気になる重量126g

燃焼に必要な空気を効率よく取り入れる耐熱メッシュとチタンを用いたソロ向きの焚き火台。小さいといっても火床は22×13cmで、落ちている枝を拾って湯沸かしするには十分だ。取扱店のムーンライトギアでは、熱への ダメージを軽減するカーボンフェルトとチタンミニ火ばさみ付きで販売している。収納サイズ25×23×0.4cm。

10.こんなに小さいのにランタンハンガー付き

アシモクラフツ
「A38grate RT」(1万8700円)

38explorer、アシモクラフツという人気ブランドたちのコラボアイテムで、ステンレスのロストル(五徳)とホワイトアッシュの天板、高さ可変式の脚、簡易ランタンハンガーのセット。天板とロストルは単体で使うだけでなく、組み合わせてワイドなテーブルにしてもいい。収納サイズ 17×50cm。

▲気になる重量1260g

11. 無理なく設営できて広々過ごせる軽量シェルター

パーゴワークス
「ニンジャシェルター」(4万1800円)

▲気になる重量1150g

最大3名で利用できるシェルターで、前面パネルを大きく跳ね上げる、スカートを巻き上げる、フ ァスナー付きのサ イドを開くなど環境にあわせて多彩なアレンジができる。自転車への取り付けしやすいスリムな収納(φ15×45cm)も魅力だ。5段階(124~140cm)で調整可能なポール、NINJA STICK付き。380×220×H140cm。

12. コット&テントでありチェア&リビング

カモック
「マルティス UL」(4万3780円)

ハンモックはコットであるだけではなくチェアとしても使えるすぐれもの。マンティスULはタープと蚊帳付きハンモック、樹木を保護するハンモックストラップなどがそろったオールインワンでこれだけでリラックス空間を作れる。ハンモックには小物を置くのに便利なポケットなどアイデア満載。収納サイズφ20.3×15.2cm。

▲気になる重量995g

13. フライパンにもスコップにもなるミニテーブル

ソラチタニウムギア
「スーパーテーブル#1」(1万2980円)

▲気になる重量170g

チタン製天板とカーボンの脚を使った超軽量テーブル。高熱に触れても変形しにくい、落としても破損しにくいというチタンの特性を活かし、焚き火に載せて五徳やフライパンがわりにしてもいいし、雪や砂を掘るスコップとしても使えるなど小さいけれどマルチに活躍する。23.5×12.5×H5cm。タイベック製の収納袋付き。

Genre TRAVEL

■ウィズコロナ時代の旅で忘れたくないいつもの暮らし

ウィズコロナ時代の出張やワーケーションは、居酒屋で地酒と料理を楽しむという庶民の夢が叶うことなく、宿でコンビニ飯を食べがち。窮屈な旅だからこそ用意したいのが、いつもの暮らし、ルーティンをサポートする小物たちだ。

14. クラフトビールをテイクアウト

ミアー
「32oz Howler」(7150円)

保温/保冷力に定評のある二重壁真空断熱構造のボトルで容量946mℓ。バックル付きのフタを搭載しており、冷たい水はもちろんビールなど炭酸飲料の持ち運びにも対応しており、クラフトビールをテイクアウトしてホテルで楽しむ、運動後のクールダウン用に冷たい炭酸飲料を詰めておくなんて使い方ができる。φ8.5×27.5cm。485g。

▲忘れたくないいつもの晩酌

15. デスクをまるごと持ち運ぶ新発想

ヘリノックス
「タクティカルサプライ タクティカル フィールドオフィスM」(2万5740円)

▲忘れたくないいつもの仕事

パソコンと書類をいれて持ち運べるバッグと テーブルのセットで出張やワーケーションの 強い味方。 持ち運びサイズは40×20×H39cmで、 背面のプレーを天板すつことで40×39cmの作業スペースが誕生する。タクティカルの名が付いている通り、MOLLEシステムのポーチを取り付ければ収納力アップ! フレーム単体利用も可能。

16. 日課のラン&フィットネスを旅先でも

ゼロシューズ
「スピードフォース」(1万2100円)

片足164g(27cm)、素足感覚で走れるベアフット系ランニングシューズ。ソールの厚みは4.5mmで丸めて持ち運べるため、旅先にも持っていきやすい。ベアフット系シューズは慣れが必要だが、ケガや疲労の少ない動きを身につけやすくなるのがいい。ソールはフラットで舗装路のランのほか、フィットネス、ウォーキングにも使える。

▲忘れたくないいつものトレーニング

17. カップがドリップポットに変身

RAPPO-KYOTO
「森乃雫」(8000円〜)

手持ちのカップにマグネットで取り付ける注ぎ口で、ドリップポットのように細く湯を注ぐことができる。アウトドア用マグカップ(一部装着不可)だけでなく紙コップにも取り付けられるので、出張先のホテルでもおいしくドリップコ ーヒーを淹れられる。4.6×1.6×H2.7cm、重量8.5g。仕上げや収納ケースによって価格が異なる。

▲忘れたくないいつものコーヒー

18. 車内からの脱出も!いざというときに役立つギア

アウトドアエレメント
「ファイヤーエスケープ」(3520円)

よくあるレンチやボトルオープナーだけでなく、シートベルトカッター、クルマの窓を割るウインドウブレーカー、ライターのように回すことで火花を飛ばすファイヤーホイールという、いざというときに命を守ってくれる機能を装備したマルチツール。9.5×4.5cm、44g。カラビナ部分の耐荷重が57kgなのも頼もしい。

▲忘れたくないいつものいつもの安全

19. 6層ステンレス構造で荷物を守る

OTTOLOCK
「30" Cinch Lock HEXBAND」(9900円)

▲忘れたくないいつものいつもの荷物

内部は6層ステンレスとケブラーで補強された熱可塑性エラストマーサントプレーンゴム製結束バンドと、高耐久性塗装セラコートで塗装されたダイヤル式ロックが合体。もともとは自転車旅のためのギアだが、重量250gと軽く、強靭なのでスーツケースの固定にも重宝。長さ76cm、収納サイズはφ12×1.8cm。

 

>> 【特集】新ミニマリストのカバンの中身

※2021年9月6日発売「GoodsPress」10月号114-116ページの記事をもとに構成しています

<取材・文/大森弘恵>

 

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