Bloombergが、AppleはCarPlayを自動車の空調、オーディオ、各種コントロールへの統合を目指して開発していると報じました。
CarPlayで自動車の機能へのアクセス目指す
Appleが開発中の次世代CarPlayは社内呼称「IronHeart」と呼ばれていますが、まだ開発の初期段階にあるようです。
次世代CarPlayは車両との統合を進め、下記の情報を取得したりコントロールすることを目指して開発されているようです。
- 室内外の温度と湿度の測定値
- エアコンの設定温度、風量、吹出口の選択
- サウンドシステムにおける、スピーカー、イコライザー、ツイーター、サブウーファー、フェード、バランスなどの調整設定
- シートとアームレストの位置
- スピードメーター、タコメーター、燃料計などの数値読み取り
これらの一部は自動車に搭載済みの自己診断機能(OBD:On Board Diagnostics)で取得できる項目もありますが、シート位置の取得と調整などは自動車メーカー独自の規格と予想されます。
そのため、次世代CarPlayでこれらの機能を実現するには、自動車メーカーとの協業が欠かせませんが、自社規格を開示・利用させるようにすることは容易ではないと思われます。
Source:Bloomberg via AppleInsider
Photo:Apple
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-409882/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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