コアウッド筐体のApple-1コンピュータがオークションで5,600万超で落札

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Apple共同創業者のスティーブ・ウォズニアック氏とスティーブ・ジョブズ氏が自ら組み立てたとされるApple-1コンピュータが、オークションで高値で落札されました。筐体はハワイ原産のコアウッドでできている、レアな一品です。

過去の持ち主は2人だけ

今回John Moran Auctioneersにより競売にかけられたコアウッド筐体のApple-1コンピュータは、持ち主は過去にわずか2人しかいなかったと記されています。オリジナルの持ち主である大学教授が、学生に対して650ドルで譲ったのみとのことです。
 
「これは、ビンテージエレクトロニクスやコンピュータ技術のコレクターにとって、聖杯のようなものです」と、Apple-1コンピュータに詳しいコーリー・コーエン氏はコメントしています。
 
商品には、Datanetics Keyboard Rev D、Apple-1接続ケーブル、電源が付属します。1986年製のPanasonicビデオモニタ、Apple-1基本マニュアル、Apple-1操作ガイド、オリジナルのMOS 6502プログラミングマニュアル、Apple-1ソフトウェアカセットテープ2本と、Apple-1ロードソフトウェアのメモリロケーションを記した当時の手書きインデックスカードもついてきます。

50万ドルで落札

コアウッド筐体の珍しいApple-1コンピュータの予想落札価格は40万〜60万ドル(約4,530万円〜6,790万円)となっていましたが、最終的に50万ドル(約5,660万円)で落札されました。
 
かなりの高値で落札されたと言えそうですが、過去にさらに高価格で競り落とされたApple-1コンピュータは存在します。
 
2014年にニューヨークのBonhamsで競売にかけられたApple-1コンピュータは、90万5,000ドルの値段をつけ、現在のところApple-1コンピュータとしては過去最高価格となっています。
 
 
Source:John Moran via BBC, MacRumors
(lexi)


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