iPhoneを含むスマートフォン向けアクセサリーを提供するAnkerの最高経営責任者(CEO)がThe Vergeのインタビューに応じ、次世代窒化ガリウム(GaN)充電器によって、スマホの満充電にかかる時間は20分以下に短縮される、と語りました。
Ankerのスティーブン・ヤンCEOはインタビューの中で、Appleに関連する事柄についても話しています。
電源アダプタ同梱廃止で売上が増大
The Vergeに、AppleがiPhoneへの電源アダプタ同梱を取りやめたことで、Ankerの売上が伸びたのではと問われると、ヤン氏は、電源アダプタ同梱廃止によって「新しいカテゴリー」ができ、以前は充電器を購入しなかったユーザーが充電器を買うようになったと答えました。
当社の調査では、約50%のユーザーが古い充電器を使っています。というのも、何年も溜め込んできているからです。しかしより多くのユーザーが、充電器を単体で買い始めています。
そしてGaNのおかげで、より出力の高い、急速充電が可能な新しい充電器が続々登場すると、ヤンCEOは述べています。
来年にはGaN3充電器を発売
Ankerは数年前よりGaN採用の充電器を販売していますが、今年前半には同社が「GaN2」と呼ぶ、第2世代GaN充電器を発売しました。GaN2充電器は小型ながら、65Wでの充電が可能です。
ヤンCEOによれば、Ankerは来年にはGaN3充電器を発売する計画で、同充電器はGaN2よりもさらに小型かつ高出力を実現するとのことです。
(スマホの)充電時間は、かつては約3時間でしたが、20W充電器によって約1時間20分まで短縮され、40W〜60W充電器で30分〜40分まで短縮されています。ブランドによっては120Wに挑戦しているところもあり、これだと20分以内で満充電できてしまいます。
AppleのMade For iPhone/iPad/iPod(MFi)認証については、これを歓迎するとしつつ、世界標準のほうが望ましいとも同CEOは述べています。
Source:The Verge via 9to5Mac
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-418893/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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