RKB毎日放送株式会社が主催する移動型美術館「レヴェチ美術館」がECサイトをオープン。アート作品は、株式会社FLAGが運営する「FLAG」のフリーペイメントの仕組みを使い、購入者の価値観に委ねた価格で販売されます。
「払いたいだけ払う」買い手が販売価格を決める「FLAG」
FLAGは、全てのクリエイター(広義の事業者)が独自のサイトを作成し、コンテンツを収益化できるサービス。「オンラインショップ」「サポート(クラウドファンディング)、「サブスクリプション(継続課金)」などの独創性を活かしたオンラインサービスをノーコードで簡単に作成可能です。買い手が最終的な購入金額を決めるフリーペイメントの取引がベースとなっています。
これまでも、アーティストによるライブハウス支援プロジェクト「Make With Music」や収益を熊本豪雨災害の支援金とする「MINAMATA Tシャツアート展」など、さまざまなイベントやプロジェクトに活用されてきました。
デジタルアート作品の価格決定者は購入者
今回、FLAGの仕組みを使ったECサイトをオープンしたレヴェチ美術館は、主催者の主観と直感で「Level=レヴェル違い」と感じる作品を集め展示・販売する移動型美術館。すでに名が知られているアーティストだけでなく、そうでないアーティストの作品も、主催者の主観と直感で集められています。
ほかでは販売されないデジタルアート作品が、購入者の価値観に委ねた価格で「0円〜」販売されるなど画期的な美術館となっています。
今回は、アイドルとして活動しながら個展を開催するなど幅広く活動するHKT48 小田彩加氏、九州芸文館トリエンナーレ大賞受賞をはじめ西部伝統工芸展 日本工芸会賞受賞など、数多くの受賞経験を持つ人形師 中村弘峰氏、日本美術展覧会入選など書道家として活動する中村ふく氏など個性豊かなアーティストの作品が展示・販売されます。
(文・和泉ゆかり)
- Original:https://techable.jp/archives/166707
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:izumiyama
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