ミニマルなデザインが目を引くナタを焚き火のお供に

太い薪を割ったり、焚き付け用に皮を剥いだりと、焚き火の準備に何かと重宝するのが鉈(なた)。山林で生活する人たちの間で古くから愛用されてきた、日本古来の刃物です。

「1本持っておきたいとは思うんだけど、自分のキャンプスタイルにはちょっとゴツすぎて」という人に、ナイスタイム マウンテン ギャラリーより12月10日発売の「NMG 001 Nata」(1万9800円)をご紹介。洗練されたミニマルなフォルムに淡いカラーリングと、これまでにない鉈になっています。

「NMG 001 Nata」は、高感度なギアが顔を揃えるアウトドアショップ・ナイスタイム マウンテン ギャラリーと、国内外で活躍するデザイナー・熊野亘氏との共同開発により誕生したもの。どことなく北欧テイストを感じるルックスも、フィンランドで長くデザインを学んだ熊野氏が開発に携わったと聞けば納得。全長288mmで重量514gの取り回しやすいサイズ感も、小枝を払う、焚き付け用に薄く削ぐといった用途にはちょうどよさそうです。

おそらく真っ先に目がいくのが、シリコンゴムを使ったハンドル部分ではないでしょうか。鉈といえばどちらかといえばワイルドなテイストのものが多い中、「NMG 001 Nata」ではこの部分に優しげな色合いのシリコン素材を採用しています。

これは手にした時のグリップ感や、薪を割った際の衝撃吸収を考えてのもの。またハンドル部分を軽量化することで刃先の部分に重心がおかれるようになるため、実際に使う時も手首に負担をかけることなく、ラクに振り下ろせるようになっています。

刃の部分を手がけているのは、新潟県三条市にて1932年より刃物作りを営む皆川農器製造。薪割に最適な両刃仕上げは、刃先にかけて4.7度という緩やかな角度を設け、常に最適な角度で薪に当たるように設計されています。十分な強度を備えた6mmのステンレス材にはブラスト加工を施すことで、耐久性と耐腐食性をいっそう向上させています。

付属する専用ケースには、サスティナビリティに配慮したLWG承認済みのレザーを採用。中央には2本のストラップ穴が開けられており、直接腰ベルトなどに装着することもできるようになっています。

カラーバリエーションは「charcoal grey」「forest green」「stone beige」の3色。飽きのこない美しさで、長く愛用できそうな1本です。

>> ナイスタイム

<文/&GP>

 

【関連記事】

◆弧を描く「ステンレス鍛造ペグ」は風向きが変わっても地面に食いついたまま!
◆オールブラックが美しい!刃物の街が生み出した一生モノになるブッシュクラフトナイフ
◆世界最小クラスの本格両刃ノコギリが「バタフライソー2」となり華麗に進化!


Amazonベストセラー

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA