近年アメリカで大人気!エボⅥ、プレリュードetc ネオクラシックカーがミニカー化!

自動車は時代によってブームがありますよね。ちょっと前まではミニバンブーム、ここ最近であればSUVブームが現在も継続中という感じでしょうか。それぞれの時代をどのくらいの年齢で過ごしたかで自動車に対する思い入れは変化すると思いますが、今から40~30年ほど前はバブル経済と重なっていた時期もあり、先進的かつ斬新なデザインの車が数多く誕生。今の車にはないデザインや性能が評価され、ネオクラシックカーという名称で人気を集めています。

そんな1980~1990年代に人気を集めた5台が、アメリカのミニカーブランド“Hot Wheels(ホットウィール)”から「ホットウィール カーカルチャー モダン・クラシックス」(各770円)となって登場します。登場するのは「三菱 ランサーエボリューションⅥ」、「三菱 3000GT VR-4(日本ではGTO)」、「ホンダ プレリュード」、「BMW M3」、「日産 300ZXツインターボ(日本ではフェアレディZ)」の全5車種。懐かしの名車が勢揃いです!

「カーカルチャーシリーズ」はカルチャーにフォーカスした特徴的なデコレーションや、精巧なホイールの作りがファンに絶賛されているホットウィールの人気シリーズで、新たに登場する5車種は自動車にとって革新的な時代だったと言われる、1980~90年代バブル期を代表する名車ばかり。

世界ラリー選手権(WRC)での勝利を目指して誕生した限定生産された「三菱ランサーエボリューション」は、ランエボと呼ばれ親しまれている、まさに走り屋御用達の4ドアセダンのスポーツカー。今回、ホットウィール初登場となるランエボに選ばれたのは1999年に登場した「エボⅥ」。特徴的なリアウイングと圧倒的な加速力で人気を集めた1台で、映画『ワイルスピード』にも登場しています。

デートカーというジャンルを定着させ、女性からの支持も高かったホンダ プレリュードからは、最終モデルとなる5代目の「’98 ホンダ プレリュード」が登場。初代から踏襲されているFF駆動の2ドアのスポーツクーペで、縦型に伸びるヘッドライトが特徴的。世代によっては2代目や3代目に搭載されていた、リトラクタブル・ヘッドライトが記憶に残っている人が多いのでは。

2022年に新型の発売が予定されているフェアレディZは、日本を代表するスポーツカー。ロングノーズにショートデッキというコンセプトを受け継ぎ1989年に登場した「300ZXツインターボ」、いわゆるZ32は、新開発のツインターボやスーパーハイキャスという最新技術を搭載。イエローカラーも魅力的で、ワイド感や美しいプロポーションが見事に再現されています。

その他にもバブル期に製造され、日本車離れしたフォルムが印象的な三菱のイメージリーダ的スポーツカー「三菱 3000GT VR-4」(日本ではGTOとして発売)、ツーリングカーレースに勝つために開発された、BMWのスポーツモデル代表格となる「'92 BMW M3」と、古き良き時代を彩った個性豊かな名車が勢揃い。

そして当時を知る人にぜひ注目して欲しいのが足元。エボⅥの白いOZなどホイールまでしっかり再現されています。

バブル期など'80~90年代の日本車は、アメリカの25年ルール(本来右ハンドルのクルマは輸入が認められていないが、初年度登録から25年経ったクルマはクラシックカー登録が可能になり輸入できる)が適用になることから、近年アメリカでは大人気。そんな流れを受けてのホットウィール化かもしれません。

ホットウィールファンはもちろん、当時乗ってた!という自動車ファンも欲しくなりますよね。

>> ホットウィール

<文/&GP>

 

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