2015年9月に設立した株式会社そらかぜは、株式会社フィードテイラーより、「そら案内」とその一連のアプリの事業を同年9月30日付で譲渡されました。
そしてこのたび、そらかぜと一般財団法人日本気象協会は、「そら案内」のmacOSアプリをフルリニューアルし、2021年11月25日に公開しました。
気象情報のあれこれをわかりやすく提供
「そら案内」は、日本気象協会が提供する気象情報に基づき、国内各地の天気予報を表示するアプリ。Apple Watch(watchOS)にも対応したiOS版をはじめ、Android、Mac、Windows、Android TVに対応したアプリを展開中です。それぞれのアプリは、対応デバイスの操作特徴を考慮した使いやすいUIで提供されています。
今回公開されたmacOS版では、向こう10日間分の市区町村単位での天気予報を閲覧可能。直近2日間は、1時間ごと・3時間ごとの詳細な気象情報(気温・降水量・湿度・風向・風速)を確認でき、今日と明日および1週間先の概況文を見ることもできます。
また、最上部には現在の気温や湿度、注警報などの主要情報をヘッドラインとして表示。さらに天気画像では、気象衛星、天気図、雷情報(LIDEN)、高解像度降水ナウキャスト、アメダス、台風、黄砂予測、PM2.5予測などが視覚的に確認可能です。なお、ヘッドラインや予報をウィジェットとして設置することもできます。
この他、花粉予報(シーズンのみ)や熱中症情報(WBGT値)といった事前対策に役立つ情報や、さくらやすすきなど6種類の植物の季節情報について独自のイラスト付きで解説する生物季節情報なども見ることが可能です。
各アプリで若干の違い
上記のmacOS版で提供している情報はおおむね他のアプリでも提供されていますが、先述の通り、各アプリによって情報の表示内容などが少し異なります。
例えば、フルリニューアルが2019年1月に実施されたiOS版と、2021年4月に実施されたAndroid版では、向こう10日間ではなく1週間の天気予報を表示。直近2日間に関しては、1時間ごと・3時間ごとに加え、6時間ごとの詳細な気象情報も見ることができます。
また、iOS版は、VoiceOverやDynamic Type(システムの文字サイズ設定)、iPadマルチタスクに対応。Apple Watchのseries 4から導入されたカラフルなコンプリケーションにも対応し、天気予報、降水確率、気温、3時間ごとの天気と気温予報をグラフ表示します。
(文・Higuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/167455
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
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