調査会社のStrategy Analyticsが2022年のスマートフォン市場に関する予測を発表しました。
それによると、Appleは引き続きシェア第2位となり、Samsungが首位の座をキープするとのことです。
ただ、iPhoneの出荷台数予測は引き下げられています。
Appleが2位の座をキープ、中国メーカーの成長が鈍化
Strategy Analyticsの発表によると、2022年のスマートフォン市場においてシェアトップとなるのはSamsungであるとのことです。
2位はApple、3位はXiaomiとなっています。
Samsungは年間を通して緩やかにシェアを落とし続け、2022年第4四半期(10月~12月)にはiPhone14シリーズ発売の影響で2位に転落するものの、通年ではトップシェアとなります。
特に好調な折りたたみスマートフォンから恩恵を受けるとStrategy Analyticsは考えています。
Appleは2021年時点において5G通信対応スマートフォンではSamsungを超えるシェアを誇るものの、逆転には至らないようです。
また、中国で5G通信対応スマートフォンがすでにかなり普及しているため、Xiaomiなどの中国メーカーの成長が鈍化すると予測されています。
出荷台数は+5%
一方、2022年のスマートフォン出荷台数は、前年比+5%の成長となる14億1,000万台と予測されています。
これは新型コロナウイルス流行前の2019年と同等の水準です。
2022年上半期は部品不足と新型コロナウイルスの影響により出荷台数が抑えられますが、下半期には緩和されるとのことです。
ただ、Strategy Analyticsは多くのスマートフォンメーカーの出荷台数予測を前回に比べて引き下げており、そのなかにはAppleとXiaomiも含まれています。
Source: Strategy Analytics (1), (2)
Photo: ぱくたそ
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-423609/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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