酒屋ブランド「IMADEYA」などを展開する株式会社いまでやは、お酒ビギナー向けのスマートフォンアプリ「はじめの100本」に、ユーザーのお酒に対する感性タイプを判定する新機能「私のお酒タイプ診断サービス」をiOS版で先行リリースしました。
スタッフのデータを機械学習で解析
「私のお酒タイプ診断サービス」は、アプリ内で紹介・販売されている100本のお酒の中から、対象の12本(日本酒、ワイン)をレビューすることで、ユーザーのお酒に対する感性タイプを判定する機能。感性タイプは16種類あり、お酒のベテランとも言えるIMADEYAスタッフ44人のデータから機械学習を用いて算出しています。なお、日本酒でもワインでも共通の基準で判定されるとのこと。
ユニークなのは、従来のお酒レビューや診断サービスで一般的だった味覚ベースではなく、お酒に対する感性(感じ方)をベースにしてタイプ診断をするところでしょう。レビューするときは、そのお酒を飲んで感じたイメージを「やんちゃな」「凛とした」「素朴な」「古風な」などのキーワードから選びます。味をどのキーワードで表現するか、という感性が判断の材料となるわけです。なお、1本のレビューでも診断できますが、レビュー数が多いほど高精度になるといいます。
また、診断結果と同時に「お酒のベテランならこの人に近い!」と、ユーザーの感性に近いベテランユーザーを表示。ユーザーは、表示されたベテランユーザーの「推しの3本」を閲覧可能となり、「人を媒介として、知らなかったお酒を知る」という酒屋本来の価値をデジタル上でも体験できるでしょう。
「はじめの100本」とは?
「はじめの100本」は、日本酒とワインを中心に果実酒などを紹介・販売するサービス。気になるお酒をタップすると、詳細な商品情報とともに、「シャープな」「斬新な」などの感性を示すタグ、推薦者コメントやレビューなどを見ることができます。もちろん、そのまま購入することも可能です。
また、お酒のたしなみ方、おつまみのこと、お酒のバックグラウンドなども知ることができる、IMADEYAのサブスクリプション(定期便)も展開しています。
(文・Higuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/167810
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
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